石坂浩二主演「犬神家の一族(1976)」今夜放送! あらすじ・キャストまとめ
名探偵・金田一耕肋を主人公にした横溝正史の小説を、名匠・市川崑監督のメガホンで映画化した「犬神家の一族(1976)」が本日7月28日午後6時30分から、TOKYO MXで放送されます。映画.comでは、あらすじとキャストまとめをご紹介します。 【フォトギャラリー】金田一耕助を演じた若き日の石坂浩二、島田陽子らを確認できる貴重な劇中カット 【あらすじ】 日本の製薬王といわれた信州犬神財閥の創始者・犬神佐兵衛は、不可解な遺言状を残して他界。犬神家の顧問弁護士・古館の助手である若林は、莫大な遺産相続にまつわる一族の不吉な争いを予期し、金田一耕助に助力を得るための手紙を送ったが、金田一と顔を合わせぬまま何者かに毒入りタバコで殺害されてしまう。 奇怪な連続殺人事件は若林の死から第一幕が切って落とされた。佐兵衛には腹違いの3人の娘、松子・竹子・梅子がいて、松子には佐清、竹子には佐武と小夜子、梅子には佐智という子どもがいる。また犬神家には佐兵衛が今日の地盤を築き上げることができた大恩人でもある野々宮大弐の孫娘・珠世も住んでいた。 問題の遺言状は佐清の復員を待って公開されることになっていたが、戦争で顔を負傷した佐清は仮面を被って一族の前に現れた。遺言状の内容は犬神家の全財産と全事業の相続権を意味する三種の家宝、斧琴菊を佐清・佐武・佐智のいずれかと結婚することを条件に珠世に譲渡するというものだった。 幼い頃から佐清に思いを寄せていた珠世は仮面の佐清に疑惑を抱き、佐武を呼び出し指紋照合を依頼したが、その翌日に佐武が殺され、さらに佐智、佐清も殺害されてしまう。犬神家の家宝は今や祝い言葉ではなく呪いの連続殺人の呼称に使われたのだった。私立探偵・金田一耕助によって犬神家の血の系譜が次々と解明されてゆく……。 【キャスト】 金田一耕助:石坂浩二 犬神松子(犬神佐兵衛の長女):高峰三枝子 犬神竹子(犬神佐兵衛の次女):三條美紀 犬神梅子(犬神佐兵衛の三女):草笛光子 犬神佐清(松子の息子):あおい輝彦 犬神佐武(竹子の息子):地井武男 犬神小夜子(竹子の娘):川口晶 犬神佐智(梅子の息子):川口恒 犬神寅之助(竹子の夫):金田龍之介 犬神幸吉(梅子の夫):小林昭二 野々宮珠世:島田陽子 はる(那須ホテルの女中):坂口良子 古館恭三弁護士:小沢栄太郎 橘警察署長:加藤武 大山神官:大滝秀治 猿蔵:寺田稔 柏屋の亭主久平:三木のり平 那須ホテルの主人:横溝正史 琴の師匠:岸田今日子 藤崎鑑識課員:三谷昇 井上刑事:辻萬長 青沼菊乃:佳那晃子 青沼静馬(菊乃の息子):あおい輝彦 老婆お園(松子の母):原泉 犬神佐兵衛:三國連太郎