【阪神】森下翔太「残り５試合野手がしっかり打って勝ちたい」逆転優勝へ底力見せる
阪神森下翔太外野手（24）が逆転優勝へ、野手の底力を見せる。 残り5試合で首位巨人と2ゲーム差だが、まったく諦めてはいない。「まずはけがなく最後までやりきる。他力になるので、自分たちのできることはしっかり最善を尽くしてやっていく」と力を込めた。 【写真】しれっと相手主軸のおなかをさわる森下 勝てば首位に0差に迫れた23日の巨人戦（甲子園）は0－1完封負けを喫したが、チームは今月13勝5敗。勝率7割2分2厘と、勝負の季節に今季の月別で最高勝率を誇る。チームの状態の良さを感じながらも、森下は自身の働きには満足していない。 「野手がもっと打てれば助けられる試合も多かった。残り5試合野手がしっかり打って勝ちたいと思います」。シーズン序盤、中盤と打線が奮わず、投手力でものにした試合も多かった。最終盤で今度は野手が投手を助ける番と気合十分だ。 森下はここ5試合は18打数4安打だが、9月全体では68打数22安打、打率3割2分4厘で進撃に貢献している。「あと5試合は全部勝たなきゃなというのはあります」。持ち前の勝負強さ発揮で残り5試合、打って、打って、勝ち続ける。
