女子大生のアイデアで「フルーツビール」開発!「学生が飲みたい」をテーマにワインとマリアージュ(島根)
山陰中央テレビ
松江市のビール醸造所と島根大学の学生が、小泉八雲の「怪談」出版120周年を記念して、新商品を開発しました。学生のアイデアが詰まったフルーツビールです。 缶のラベルに描かれた、耳なし芳一や雪女たち。お酒を嗜んでいます。 16日に松江市役所でお披露目されたお酒「怪談ぶどうスパークリング」は、ビールをベースに出雲市にある島根ワイナリーの赤ワインと、出雲市特産のデラウェアを入れたフルーツビールです。開発したのは、松江市で地ビールを製造・販売する島根ビールと、島根大学4年生の和田かな笑さんです。 16日に松江市の上定市長へ、商品の完成を報告しました。 松江市・上定市長: 全然違う甘い匂いがします。また怪談出版120周年であったり、今後ドラマ「ばけばけ」テレビ放映の予定もありますので、松江の話題がどんどん膨らんでいくのが楽しみです。 島根ビールは、5年前から小泉八雲の「怪談」をテーマにしたラベルのビールを販売していて、2024年は「怪談」出版120周年を記念した新たな試みとして「学生が飲みたいビール」をテーマに、その中身も一から開発することにしました。そのことを聞いた和田さんが島根ビールに協力を申し出て、大学の友人に「ビールに入れたら合いそうな食材」のアンケートを実施。試作と試飲を経て、この新商品にたどり着きました。 島根大学4年生・和田かな笑さん: ワインとビールという、学生がとっつきにくいような商品が融合したことで、どちらの良さも出すことが出来た商品になった。 島根ビール・矢野亜希子さん: チューハイでもないビールでもない、新しい飲み口や香りを持つ新商品になればと思う。 「怪談ぶどうスパークリング」は数量限定で、松江市内のスーパーなどで販売するということです。
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