パリ訪問中のニューカッスルサポーター、パリ・サンジェルマンのウルトラスに襲撃される
現地時間11月28日、パリのパルク・デ・プランスでUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第5節パリ・サンジェルマン vs ニューカッスルの試合が行われた。大勢のニューカッスルサポーターがパリを訪問しているが、試合前日の11月27日にパリ・サンジェルマンのウルトラス(過激派サポーター)との間で衝突が発生してしまった。イギリス『デイリーミラー』電子版が伝えている。 【動画】パリ・サンジェルマンのウルトラス集団がバーを襲撃する様子 発煙筒や椅子が飛び交う… ニューカッスルの一部サポーターは27日夜、現地のバーに集って試合前夜のひと時を楽しんでいた。そこに目出し帽を被ったパリ・サンジェルマンのウルトラスの集団が襲撃し、バーのドアに向けて椅子やボトル、発煙筒などを投げつけた。これに受け、ニューカッスルのサポーターはバーの中から椅子を投げつけるなどして応戦した。 これと前後して、ニューカッスルのサポーターは目出し帽を被ったパリ・サンジェルマンのウルトラス集団が街を練り歩く様子や、バーを襲撃されて応戦する様子をX(旧Twitter)にアップ。これらの動画は瞬く間に拡散された。 ニューカッスルはグループステージ第2節でパリ・サンジェルマンをホームに迎えた試合で4-1と快勝していた。その影響もあって今回の対戦は荒れ模様になることが予想されていたが、試合前日の夜からサポーター同士の激しい衝突が発生することに。 7000人以上のメンバーを擁する「ニューカッスル・ユナイテッド・サポーターズ・クラブ」はXのアカウントで「今夜はパリで安全に過ごすように。団結し、お互いを気遣おう」とポストしていたが、残念ながら「安全に過ごす」ことはできなかった。 なお、試合は24分のアレクサンデル・イサクの先制ゴールによってニューカッスルがリードしたが、試合終了間際の90+8分にキリアン・エムバペがPKを沈めてドローに終わった。
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