41年ぶりの快挙「AKB48」岩佐美咲 演歌界の救世主となるか
そして、本格的に演歌歌手を目指すべく、11年4月に氷川きよしや水森かおりらが所属する長良プロダクションに移籍。12年2月にソロデビュー曲「無人駅」をリリースし、「AKB48」として初の演歌歌手としてソロデビューを果たす。 ベテラン歌手が息の長い活躍を見せている反面、次世代を担うホープの登場が待たれて久しい昨今の演歌界。音楽番組をはじめ、演歌歌手の活躍の場は年々減っているのが現状だが、現役アイドルでもある岩佐の活躍は逆風が吹き荒れる演歌界において一筋の光明となるのか? 「とくに象徴的だったのが、彼女が一昨年1月に東京の新橋駅前のSL広場で行ったソロデビュー曲『無人駅』の発売記念イベント。アイドルに興味のある若い世代はもちろん、演歌に親しみのある年配層、さらには普段アイドルにも、演歌にも、それほど接点のない30代から50代の人も立ち止まって彼女の歌を聴いていました。人気アイドルグループのメンバーでもあり、抜群の歌唱力を誇る岩佐さんが演歌歌手としても活躍することで、さまざまな世代の人が演歌と触れ合う機会が増えますし、当然演歌界全体にとっても大きなプラスになると思います」(三杉氏) 演歌界に久々に現れた新星のさらなる飛躍に期待したい。 (文責/JAPAN芸能カルチャー研究所)