<コラム>『いちばんすきな花』4人を通じての“美鳥”(田中麗奈)を描くからこそ、どうしようもなく心が動かされてしまう!
<コラム>『いちばんすきな花』第8話
俺にもスティックパン、食わしてぇぇぇぃぃぃぇぇいえぇいえーーー?!?!! 大変申し訳ございません。 【写真12枚】『いちばんすきな花』第8話の場面写真を見る 今回の、激動の第8話、見終わった瞬間の感想が、まさかそれかよ!?なのは重々承知です。だけどそんなこと、僕が一番わかってます(知らんがな)。わかってはいるんですが、叫ばないと前へ進めないので(なぜ?)、初っ端から、叫ばせていただきました。 僕も40年近く生きてきて(僕、40だったんだ…おい!)、あそこまでスティックパンを欲した瞬間、ないですよ?むしろ、僕にとってスティックパンなんて、好きでも嫌いでもない、ただの小腹を満たすだけの存在(言い方!)、だったはずなのに、あれだけ、スティックパンを、愛おしそうに、操ってしまう人物を目の前にしたら、僕だって、いや俺だって(なぜ言い方変えた)、スティックパン、食わしてぇぇぇぃぃぃぇぇいえぇいえーーー?!?!!ってなりますよ??? あぁ、俺も、スティックパンが食べたい!!スティックパンが、食べたい!!!でも、俺は、ただスティックパンを、食べたいだけじゃないんだ!!スティックパンを!あの椿(松下洸平)から!!あの、こともなげな、あの感じで!!!スティックパンを!!!食わしてもらいたいんだよぉぉぉおぅぉぉぉおうぉぅ!!!!キぃぃーぃーーーーーぃぃぃ!!!!!! …大変申し訳ございません(2回目)。とり乱して奇声を発してしまいました。
あの、小椿の絶妙さたるやないですよね!?
だけど、もう一個あります。 子椿(=幼少期の椿)、絶妙ぅぅうぇえぃぃぇぇぇぇぃぃぃぃぇぇぇいいいい!!!! 大変申し訳ございません(3回目)。意味不明になりました(知ってた)。 あの、前々から登場する、小椿の絶妙さたるやないですよね!?エンドロールをたどってみたところ、土田諒くんという方が演じているらしいんだけど、あの、松下洸平先生(なぜ先生)に、似ていないようでやっぱり似てて、まだ子どもだっていうのに、溌溂(はつらつ)さってもんが見えなくて、だけど大人びた感じではなく、とはいえ少し大人っぽさもありながらの子どもらしさが共存してて、達観してるようで幼くて、気づいてるようで鈍感で、陽のようで陰で、って、うん!それって、つまり、まさしく、椿!!! で、小美鳥ちゃん(=幼少期の美鳥ちゃん/上坂樹里)がやってきて、「なにする?マンガ読む?テレビ見る?あ!将棋できる?将棋しよう!」っていう、あの、あの、不器用さとやさしさとぎこちなさとウザさが混じり合った、あの感じは、あの感じこそ、まさに、椿!!!で、で、で、「将棋しよう!」って小椿が言った瞬間、「できるかい!!」って、そのあまりのウザさに(結局ウザいんかい!)画面に向かってツッコんじゃったんだけど、え?あ?将棋…?将棋?…といえば、夜々ちゃん(今田美桜)の思い出のキーアイテム…!? …って、こちとら、小椿で鼻血出てんのに(なんでだよ)、そんなときに、そんなとり乱してるときに(それは勝手だろ!)、作劇の巧みさを見せつけないでくださいよ!?作劇とはいっても、あまりにも、あまりにも、それは、さりげなさすぎますよ!?どういうことなんですか?!?!生方(美久)先生!!
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