稲垣吾郎、剛力彩芽出演の『極悪女王』視聴 ギャップに「もうびっくり」
舞台『No.9 -不滅の旋律-』で共演
俳優の稲垣吾郎、剛力彩芽が24日、都内で行われた舞台『No.9 -不滅の旋律-』の囲み取材会に演出を担当した白井晃氏とともに登壇した。 【写真】ベートーヴェン、マリアの役衣装で登場…稲垣吾郎、剛力彩芽の全身ショット 本作は、音楽の進化と深化を数十年早めたといわれるドイツの音楽家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンを主人公に、彼の苦悩の人生と創作の深層に迫る。2015年に初演され好評を博し、18年、20年に再演。そして今年4度目の幕が上がった。 4年ぶり4度目のベートーヴェン役。稲垣は「前回、前々回の成功体験をなぞる形はよくない。マンネリ化してきちゃうし、何度か見てくれているお客さんもいらっしゃるので、新しいものを壊して作る感覚でいる」と気を引き締め、「深みが出てきているといいんですが、それはみなさんに見ていただいて決めてもらいたい」と呼びかけた。 剛力は2018年公演からベートーヴェンの秘書・マリアを演じている。稲垣演じるベートーヴェンの変化について問われると「いい意味でずっとベートーヴェン。変わっていないし、出会ったときからベートーヴェン。ベートーヴェンそのもの」といい、「でも年を重ねて、ストーリーの中のベートーヴェンの年に近づいていって、深みもあると思う。ベートーヴェンの愛情というか」と話した。 すると稲垣から「剛力さんのマリアには変化がある。深い愛、母性を感じていますよ。初演の頃から目覚ましい成長で素晴らしい。頼もしい、お母さんみたい」と褒められ、「やった! うれしい」と笑顔で喜んだ。 今年1年を振り返ってもらうと、剛力は「今年は舞台に始まって舞台で終わった。あとは何よりもプロレスラーをやらせてもらって……」とNetflix『極悪女王』について触れ、「撮影は2年前から始まりましたが、今年みなさまに見ていただけて違った新しい一面を見てもらえた」と胸を張る。稲垣は「素晴らしかったよ、本当にね。僕らみんなドラマを見ていたので、もうびっくり。でもこの舞台ではマリアになっている」と役の切り替えに驚いていた。 本作は12月31日まで東京国際フォーラムで上演され、その後、久留米シティプラザ、オリックス劇場、アクトシティ浜松も巡る。
ENCOUNT編集部