【独白】元ZONEのMIZUHO 子どもが3歳で離婚しシングルで子育て「息子の肩車も当たり前にしていました」再婚後の今も「頼り方がわからず」
MIZUHOさん:最近、出産した友達にも同じことを聞かれたんですけど、本当に記憶がないんです。コロナ禍以降、ママ同士でオンライン飲み会をする際に、子どもの夜泣きで何回も退出する方を見ると、「そういえばうちの子、夜泣きとかなかったな」と。息子が小さいときに私のお腹の上で寝てしまって、私もそのままの体勢で朝まで寝ていたことはありましたけど(笑)。子育てがすごくつらかった時期の記憶はないんです。 友達に「毎日、公園にいたよね」とは言われましたけど、それが大変だったとは思っていませんでした。仕事を再開したときに母が協力してくれていたのは大きかったと思います。お酒の仕事なので、時間帯が夜ということもあって、母は泊まりで息子の面倒を見てくれていたんです。まるで第二の母のように息子が幼稚園から小学校の間はサポートをしてくれていました。
■息子を肩車する姿に「友達は泣いていました」 ── 働く母親にとって、身近に頼れる方がいるのは心強いですね。 MIZUHOさん:息子が3歳のときに離婚して、2年前に再婚したのですが、それまではずっとシングルで育てていました。パパがいない状態でずっと育ててきたので、再婚後の今も頼り方がわからないというのはあります。たとえば、息子の試合を観に行くとか、夫婦で一緒にできることはいいんですが、「これをやっといて」とお願いすることはあまりなくて。自分で全部やるものという癖がついてしまっているんですよね。
子どもが小さいときに友達と子連れでディズニーランドに行ったことがありました。子どもの身長ではパレードがよく見えないので、私が息子を肩車していたんです。もうひとりシングルで育てている子と一緒に並んで。別の友達が私たちの姿を見て泣いていました。「泣かれたらこっちも泣きたくなるじゃん!ちょっとやめて!」と言ったのを覚えています(笑)。 ── 肩車もご自身で! MIZUHOさん:私にしてみたら当たり前のことでしたし、それに当時の息子の体重では肩車もできたので、それをつらいとは思っていませんでした。今は世のパパが抱っこ紐をして育児をしている姿を見かけることも多いので、いい時代だなと思います。でも平日に仕事をして、週末も子育てで休みがないのはちょっと可哀想だなとも思いますけど、パパが子育てに関わっている家庭はだいぶ増えましたね。