「“自死遺族”の苦しみ」を告白した24歳「現役アイドル✕気象予報士」の椿野ゆうこさん、告白の真相
現役のライブアイドルとしての気象予報士の誕生である。いわゆる2足のわらじをはいたわけだ。 「まずはキャスターとして一人前になりたいですね。語彙を増やしたり、わかりやすい解説ができるようになりたいですね。それにアイドルで培ってきたことを気象キャスターとして活かせると思うんです」 アイドルとしてはステージで歌い、踊り、笑顔でファンの声援にこたえる。片や気象キャスターとしてはそのアイドルスマイルはもちろん、幼い頃より培ってきた天気に関する知識をもとに、しっかりと気象予報士として解説する。
アイドルか気象キャスターかどちらかではなく、このどちらでもあるわけだ。 そして椿野にはアイドルとして「かなえたい夢」がある。 ■アイドルとしてかなえたい夢は? 「一番はアイドルをずっと続けたいですね。30歳超えてもアイドル続けていたいです! 気象予報士になったと報告したら『アイドル卒業するの?』って声がたくさんあって。卒業はしません。続けます! またTIFにも出たいですね。そして、アイドルとして大きな会場で全国ツアーに行きたいですね。だからこそ、気象キャスターとしても頑張ります! 私が高校時代に元気をもらったように、次は私が元気を届けます!」
さらに今、椿野はグラビアアイドルとしても活躍している。 ただ明るくカワイイだけではない。人の悲しみやツラさに寄り添えるそんな人間性も兼ね備えている。 朝、気象キャスターとして天気と向き合い、夜はアイドルとしてパフォーマンスを披露する。 アイドルと気象予報士。その両立は始まったばかりだ。 彼女の進む先には寒暖差こそあれど、きっと爽快な青空が広がっているに違いない。 *この記事の前半:24歳「現役アイドル✕気象予報士」大胆すぎる挑戦の裏側
松原 大輔 :編集者・ライター