熱海駅前にリウマチ内科クリニック 地域の患者に寄り添った診療を
あたみ駅前リウマチ内科クリニック(熱海市春日町)が12月3日、熱海駅近くに開院した。(熱海経済新聞) 【写真】白色を基調にした院内(関連画像4枚) 山梨県出身の岡田隆さんが院長を務める同院。内科とリウマチ科を専門に診療する。施設面積は約30坪。診療室2室のほか、処置室、レントゲン室、採血室を備える。 岡田さんは順天堂大学医学部を卒業後、順天堂大学医学部付属静岡病院(伊豆の国市)に勤務。膠原(こうげん)病リウマチ内科を専門に患者の診療に当たってきた。熱海市内のクリニックでの勤務を経て、同院を開業した。岡田さんは「リウマチ・膠原病の治療や検査、薬が進歩したことで、大学病院でなくてもクリニックで診療できることが多くなった。地域の患者が遠方まで行かなくても診療を受けられるようにしたかった。既に11年いて、愛着のある熱海に恩返ししたい」と話す。 同院には、高精度X線骨密度測定装置を導入。スムーズな案内ができるようにと、オンライン予約・決済システムも取り入れた。 岡田さんは開院後も順天堂大学医学部付属静岡病院で週1回外来診療を続け、情報や知識の向上に努めるという。「東京や静岡の順天堂大学の病院とも連携して地域の人たちにより良い医療を提供していきたい。一人一人の患者に寄り添い、健康寿命を延ばすサポートをしていければ」と話す。 診療時間は、9時~12時30分、15時~18時。木曜・土曜午後、日曜休診(木曜は11時30分まで、土曜は12時まで)。
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