東九州新幹線の実現へ 県が住民説明会を初開催 大分
大分放送
東九州新幹線構想について理解を深めてもらおうと、大分県が初めての住民説明会を開催しました。 【写真を見る】東九州新幹線の実現へ 県が住民説明会を初開催 大分 大分県日田市で開かれた説明会には、地元住民や近隣自治体の担当者らおよそ60人が出席しました。東九州新幹線は福岡市から鹿児島市を東九州ルートで結ぶ構想で、県は日豊線と久大線の2つのルート案で実現の可能性を探っています。 説明会では、県の担当者がいずれのルートも事業費・費用対効果ともに大差はないなどとする調査結果を紹介。一方で、新幹線開通後は並行する在来線がJRから経営分離され、利便性が低下するおそれがあることも説明しました。 (県の担当者)「新幹線は地方創生の基盤となることが期待される極めて重要な交通インフラだと考えている」 (地元住民)「久大線ルートにも芽があるという感触を得たのでワクワクしている」「経営分離され地元負担となると、道路が良いのか新幹線が良いのか、そこは不安」 県は来年度中までに各地で住民説明会を開き、実現に向けた議論を活性化させたい考えです。
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