石破総理 今年初の外国訪問へ 中国念頭に連携強化
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石破総理大臣は9日午前、今年初の外国訪問となる、マレーシアとインドネシアに向けて出発しました。 マレーシアとインドネシアは、どちらも中国が覇権主義的な動きを見せる南シナ海に面しています。石破総理は、安全保障面でも連携を深めたい考えです。 石破総理大臣 「これから我が国がこの不確実性を増す国際社会の中にあって、東南アジアとの関係は今まで以上に大事にしていきたいと思っております」 マレーシアは、今年のASEAN=東南アジア諸国連合の議長国です。 またインドネシアは、人口2億8000万人を抱える東南アジアの大国で、脱炭素やエネルギー分野での協力も進める考えです。 外務省関係者は「東南アジアは、トランプ政権が誕生するアメリカを気にしている。日本の存在感を示すいいタイミングだ」と話します。 佳子夫人も初めて同行し、文化交流などの行事に出席する予定です。 当初は、韓国を加えた3カ国を訪問する予定でしたが、韓国国内の混乱を受け、取りやめとなっています。
テレビ朝日