キャサリン妃、ついに「外国訪問」を検討するまでに復活...? ウィリアム皇太子がインタビューで明かす
がんと診断された後、数カ月にわたって受けていた化学療法が終了したことを9月に公表したキャサリン皇太子妃。11月10日(現地時間)には、ロンドンで行われた戦没者追悼記念の式典にふたたび姿をみせたことで話題となった。体調は徐々に回復しているとみられており、それに合わせて公務も少しずつ再開している。 【写真】王室反対派の「Not My King」。大量のプラカードに、カミラ王妃も思わず苦笑い...。 現在のところ、ケンジントン宮殿が公表しているキャサリン妃の公務予定は、今年12月にウェストミンスター寺院で開催されるクリスマス・キャロル・コンサートへの出席のみ。 とはいえ、先日アースショット賞(世界中で進められている環境問題への取り組みをたたえるため、ウィリアム皇太子自らが創設した賞)の4回目の授賞式に出席したウィリアム皇太子が「2025年は(キャサリン妃が)人々の前に姿を見せる機会をより多くできればと願っている」と帰国前のインタビューで述べており、“遠方”での公務の可能性もあることをうかがわせた。 夫妻がそろって外国を公式訪問したのは、2023年6月に出席したヨルダンのフセイン皇太子とラジワ皇太子妃の結婚式が最後。2022年にはアメリカ・ボストンで開催した第2回アースショット賞授賞式に、2人で出席していた。 今回の南アフリカ滞在中には、ここ1年の出来事に関するウィリアム皇太子の発言が数多く報じられている。 「非常に厳しい1年」であり、「人生で最もつらい年」だったと語った皇太子は、現在の公務について自身と同じ世代のために、「これまでとは異なる形で活動を行っている」と説明している。 『BBC』によると、皇太子は「インパクトを与えることができる慈善活動を行いたい」と話しているとのことで、これまでのように、王室の華やかさや儀式などを重視するのではなく、「人々の生活に影響を与える活動」を支援していきたい」と明かしている。世界のリーダーたちは、より「共感を持って」活動していくことができるはずだと述べた。 一方で、先日イギリス国内の『チャンネル4』が報じたことで大きな議論を巻き起こした、皇太子と国王が公領(コーンウォール公領とランカスター公領)からそれぞれ得ている巨額の私的収入については今回のインタビューで触れず、コメントは避けたとみられている。
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