世が世なら!!! メンズアイドル界に下克上宣言「最終的に笑っているのはオレらです」
メンズアイドルグループ「世が世なら!!!」(添田陵輔、中山清太郎、笠松正斗、大谷篤行、内藤五胤)が23日、1stEP「純・世が世産」をリリースした。さらに来月1日には、活動を休止していたメンバー・橋爪優真が復帰するなど、活動に追い風が吹いている。1度見たら忘れられない全力のパフォーマンスを武器に、ライバルたちに〝下克上〟する構えだ。 【写真8枚】世が世なら!!!インタビューカット 最新EPのリード曲「オレらがYES」はさわやかな曲調と前向きな歌詞が魅力の楽曲だ。〝ワチャワチャ感〟あふれる従来の世が世の曲とはまた違った印象を与える。 最新作について笠松が「シングルとは違うジャンルの曲で、世が世の幅が広くなっています。新しく自分たちのことを知ってくれる人にも届くんじゃないかな」と自信を見せれば、大谷も「今回のEPを出すことで、ライブのセットリストがもっと面白く展開できるんじゃないかと思います」と目を輝かせた。 グループは今月1日に結成3周年を迎え、来月1日にはZepp Shinjuku(東京都)でワンマンライブも行われる。内藤は「ifif(ファンの総称)の皆さんと蓄えてきた火が、今は同じ場所でたまっているイメージなんです。だから、このEPとワンマンライブでその火を大きく揺らめかせたい。この2つに懸けています」と真剣な表情で意気込んだ。 同ライブでは、体調不良のため今年6月より活動を休止していた橋爪が待望の復帰を果たす。大谷に橋爪の印象を聞くと「最年少のクソガキです!」と即答。さらに他メンバーからも「ガキンチョっす」「かわいさ余って憎たらしいですね!」となぜか罵詈雑言の嵐…。もっとも、これはメンバー愛の裏返しのようで、中山が「なんだかんだで頼れる男です。5人でも(パフォーマンスの)パワーは出せるけど、やっぱり6人だと全然違いますね。40%が100%になるくらい勢いが変わります」と語るなど、復帰が待ちきれない様子だ。 世が世は全身全霊の熱いパフォーマンスが人気を博している。先日行われた朝8時開演の〝朝活ライブ〟すらソールドアウトするなど、そのライブ人気は圧倒的。「オレは4時起きだった」「マジでつらかった」「もうグループ脱走する!」とワイワイと愚痴を言い合いながら、添田が「最初は抵抗あったんですけど、朝やったら昼には終わるんで、その後遊べたりするんですよ。関西での公演後は5人で道頓堀までご飯食べに行きました!」と仲の良さで数々の苦労も乗り切ってきた。 また、所属プロダクションの同期でライバルでもある「THE SUPER FRUIT」(スパフル)は、楽曲「チグハグ」がSNSで大きくバズるなど、すでに高い知名度を誇っている。それでも内藤は「差が開いているとは思ってないですね」と率直な思いを口にすると、添田も「オレらがやっていることは間違ってないと思うんです」と同意する。 グループ名の由来は「弱者からの逆襲、世の中をひっくり返す!」。添田は「6人でやっていれば、絶対に結果はついてくる。スパフルを尊敬した上で、最終的に笑っているのはオレらです」と力強く下克上を宣言した。 ☆よがよなら!!! 「つばさ男子プロダクション」に所属。3か月間のプレ始動を経て、2022年8月31日に「鼓動のFighters」でCDデビューを果たした。メンバーは、大谷篤行(おおたに・あつゆき=19、神奈川県出身)、橋爪優真(はしづめ・ゆうま=18、東京都出身)、添田陵輔(そえだ・りょうすけ=20、埼玉県出身)、中山清太郎(なかやま・せいたろう=19、高知県出身)、笠松正斗(かさまつ・まさと=20、千葉県出身)、内藤五胤(ないとう・ごいん=22、埼玉県出身)の6人。
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