鳥谷敬氏 プレミア12初戦・豪州戦の勝利のキーマン2選手を解説 今後のキーマンには救援陣指名
元阪神の鳥谷敬氏(43)が16日放送のテレビ朝日「中居正広の土曜日な会」(土曜前11・30)に出演。「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」に出場する侍ジャパンの初戦オーストラリア戦で試合のポイントになったプレーについて解説した。 【写真】大谷翔平のWBC名言裏話をDeNA牧が認める「本当です…」 石橋貴明ニヤニヤ「そのあとに大谷さんが」 初戦は9―3で結果的には快勝したが、5―0の6回に3点を奪われて一時は2点差に迫られる接戦だった。鳥谷氏はこの試合のポイントについて牧(DeNA)が7回に放った適時打で相手の勢いを止めたと分析した。 鳥谷氏は「(2点差に迫られて)流れが完全に変わった。次の1点をどっちが取るかで大きく変わるところで、牧選手がタイムリーを打った。この1点でこの後の流れを作った結果、快勝という形になったのは非常に大きかった」と解説した。 「侍ジャパン公認サポートキャプテン」を務めるタレントの中居正広は「5点は取ったけど、犠牲フライだったりとか、相手のエラーだとかしたので、初めてのタイムリーだったんですよね」と指摘。鳥谷氏は「このタイムリーで完全にペースに乗った」と話した。 また、中居は「3点取られた次の回(7回表)に藤平投手(楽天)が出てきたんですね。3人でピシャっと抑えて流れを引き渡さなかったところもあった」と指摘。鳥谷氏も「そうですね。ピッチャーがいいので、向こうに流れがいきそうなところで3者連続三振で1人もランナーを出さなかった。ピッチャーからリズムを作っていくというところでこの3者連続三振は大きかったと思います」と分析した。 また、鳥谷氏は侍ジャパンの今後期待する選手として、藤平、鈴木昭(ロッテ)、清水(中日)、鈴木翔(楽天)、横山(ロッテ)の5人の救援陣を指名。「先発が崩れた時にどれだけ粘れるかというのが大切になってくる」と今後の働きにも期待していた。