「いちごやcafe TANNAL 福岡大名店」外観

　「いちごやcafe TANNAL（タンナル） 福岡大名店」（福岡市中央区大名1）が12月13日にオープンした。経営はTANNAL（糸島市志摩吉田）。（天神経済新聞） 【写真】店内の様子 　同社が運営するあまおうイチゴ農園「糸島 磯本農園」（同）で採れるあまおうイチゴを使ったイチゴスイーツを提供する同店。2017（平成29）年に1号店となる糸島本店（同）をオープンし、2021年には2号店の福岡パルコ店（天神2）をオープンした。同店は福岡パルコ店に次ぐ3店舗目で、天神エリア初の路面店となる。店舗面積は30坪。席数は、カウンター4席、テーブル26席。 　店舗デザインは福岡在住の彫刻家・大野修さんが監修。ターゲットとする20～30代の女性をはじめ、男性も気軽に立ち寄れる空間にするため、店内の壁には暗めの色の木目やタイルを基調にし、「そこに色のある小物を置いてポップさを取り入れた」という。社長の磯本浩英さんやスタッフの「隠れ家のような雰囲気にしたい」という希望から、店内奥にはロフトを設けた。 　同店では、あまおうイチゴを使ったスイーツやドリンクなどを中心に、およそ30種類のメニューを提供する。スイーツは「本気のあまおうパフェ」（2,300円）や「おまおうのミルフィーユ」（1,480円）、土曜・日曜・祝日限定で提供する「あまおうズコットケーキ」（イートイン＝1,100円、テイクアウト＝800円）、同店限定の「自家製いちごバタークレープ」（1,250円）など。ドリンクは、「あまおうスムージー」「おまおういちごミルク」「あまおうサイダー」（以上、イートイン＝600円、テイクアウト＝590円）のほか、糸島に工房を構える「Petani coffee」のコーヒー（同＝550円、同＝540円）なども提供する。 　磯本さんは「自分たちが作ったあまおうイチゴを食べてもらいたい、直接届けたいという思いで運営している。来店してもらえたら」と話す。 　営業時間は12時～22時。