国土交通省が「国営讃岐まんのう公園」を一部再現した『マインクラフト』ワールドデータを公開中。再現エリアの拡大に向けた測量作業の実施も明らかに
国土交通省 四国地方整備局は、香川県の「国営讃岐まんのう公園」(以下、まんのう公園)について、一部エリアを再現した『マインクラフト』のワールドデータを3月中旬から公開中だ。 『マインクラフト』画像・動画ギャラリー 加えて4月16日(火)、再現エリアの拡大に向けて測量作業を実施したことも伝えている。 まんのう公園の再現ワールドは、国土交通省が主導する3D都市モデルの整備・活用およびオープンデータ化を目的としたプロジェクト「PLATEAU(プラトー)」の一環として展開されているもの。 国営公園を『マインクラフト』で再現する事例は全国初の試みで、ゲーム内では大きなローラー滑り台や人工滝などの設備を現実世界さながらに楽しめる。 今回のワールドデータはiOSやAndroid、Windowsなどのプラットフォームに対応する『マインクラフト』統合版での活用を想定しているという。また、有料サービスの「Realms」を経由すればNintendo Switch版でもプレイできるようだ。 発表によると、国土交通省では建設現場における生産性の向上を図るため、インフラ分野のデジタル化を推進しているという。今回の取り組みでは子供たちに遊び感覚で3次元データへ親しんでもらうとともに、より身近となった測量技術の進展に興味・関心を持ってもらうことを目的として展開されているようだ。 上記のほか、香川県・高松市の“サンポート”地区を再現した『マインクラフト』ワールドデータや高松市・松山市の3D都市モデルもオープンデータとして公開されている。 再現エリアの拡大に関する続報は四国地方整備局の公式Xアカウント(@mlit_shikoku)から伝えられるため、興味があればチェックしておくとよいだろう。
電ファミニコゲーマー:ヨシムネ
【関連記事】
- 『ウマ娘 プリティーダービー』新ウマ娘「オルフェーヴル」「ジェンティルドンナ」発表。アニメ3期内で名前が登場していた“暴君”と“貴婦人”がついに公開。共にクラシック三冠と牝馬三冠を制した競走馬がモチーフ
- 『映像研には手を出すな!』作者の大童澄瞳氏が「初告知から30分後」にいきなりVTuberデビュー。VTuberコンテンツへの興味や「コラボしてもらえるような存在になる」目標を語る
- 『ペルソナ3 リロード』初代から約17年の時を経たリメイク作品がついに発売。心の力「ペルソナ」に覚醒した主人公は、異形の怪物“シャドウ”との戦いに身を投じる。グラフィックと楽曲が刷新、エピソードも追加
- あの『DOOM』が芝刈り機でプレイできる。ハスクバーナ社のロボット芝刈り機で『DOOM』をプレイできるようになる謎のアップデートが発表。残念ながら日本は対象外
- 『Slay the Spire 2』発表。爆発的な人気を誇ったローグライクカードゲーム『Slay the Spire』の続編。新たなキャラクター「Necrobinder」が登場。2025年に早期アクセス予定