兵庫県内、北部中心に積雪 20日朝も冷え込み続く 昨季は暖冬、スキー場「今年こそは」各地でオープンへ
冬型の気圧配置が強まり、兵庫県内は19日、北部を中心に平野部でも積雪があった。神戸市内で六甲山にうっすら雪が積もったほか、但馬地域の山間部はまとまった雪となり、昨季は暖冬に泣いたスキー場関係者は「今年こそは」と期待をかけていた。 【写真】一面に雪が積もったハチ高原のスキー場 県内では19日午前に兎和野高原(香美町)で最大46センチの積雪を記録。ハチ北高原(同)も約30センチ積もり、旅館・民宿街が雪化粧した。ハチ北高原スキー場は21日にオープン予定で、ハチ北観光協会の西口早百合さん(49)は「待ちに待った雪でみんな大喜び」と話す。香美町のスカイバレイスキー場は21日、おじろスキー場は22日にオープン予定。但馬では、養父市内の4スキー場も21日、豊岡市内の3スキー場は24日のオープンに向け準備を進めている。 神戸地方気象台によると、20日朝も冷え込みが続き、最低気温の予想は、神戸=4度▽豊岡=1度▽洲本=2度▽姫路=氷点下1度-となっている。(長谷部崇、岩崎昂志)