スプレー誤噴射疑い、書類送検 新幹線でクマ撃退用、過失傷害
静岡県警浜松中央署は16日までに、JR浜松駅に停車していた東海道新幹線内でクマ撃退スプレーを誤って噴射させ乗客にけがをさせたとして、過失傷害の疑いで、スプレーを持っていた首都圏在住の男性を書類送検した。11日付。 書類送検容疑は昨年12月2日午後7時15分ごろ、新幹線内でスプレーを誤噴射させ、2人に軽傷を負わせた疑い。 署によると、男性は浜松駅から乗車。リュックに入れていたスプレーのレバーに何らかの力が加わり、誤噴射された。レバーを固定する安全装置も正しく装着していなかった。 乗客5人が目や喉の痛みを訴えた。JR東海によると、約3万9千人に影響した。