【光る君へ】吉高由里子が思う周明と再会したまひろの心「玉手箱を開けてしまう気持ち」
第46回ではまひろと周明が約20年ぶりに再会
俳優の吉高由里子が1日、主人公のまひろ(紫式部)を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)の第46回について、ドラマの公式ホームページでまひろの思いを推察してコメントした。 【写真】ビジュアルもガラリと変化…『光る君へ』最新相関図 (※以下、ドラマの内容に関する記述があります) 第46回では、まひろと周明(松下洸平)が約20年ぶりに再会する様子が描かれた。公式ホームページには「君かたり」という企画があり、注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを明かしている。 「20年ぶりですからね。懐かしさもあるし、当時の記憶がぶわーっとよみがえる、開けていいのか悪いのかよく分からない玉手箱みたいなのを開けてしまうような気持ちにもなったんじゃないかなって。でも周明とまひろに関しては何よりもいい薬は時間なのかなっていうくらい2人とも穏やかに今までの空白を埋めていったような感じの距離感で、より大人になってお互いの話をできたんじゃないかなっていうふうに感じましたね。周明のことも直秀のことも、そういう出会ってきた人との急な別れというのを忘れたことはないと思いますけど。でも『息災だったのね』とほっとしていたから、多分、どこかしらで生きているというふうに思いながらまひろも過ごしてきたと思うし、どうしようもない距離、どうしようもなく詰められない距離感の2人だったと思うし、まあ、ああいうことがあったけど、やっぱり時間て偉大だなと思いますね」 まひろが周明に、思いを吐露するシーンについても言及した。 「知らないから話せることもあるし、周りとつながっていないから自分が素直にあぶり出される部分にあると思うし、知っている人とか付き合いが長いと言い出せないこともいろいろあると思うんですけど、まひろもいろいろ経験して、自分に力が湧かないというのも一番自分の中で傷ついているとは思うんですけど、傷ついているからこそ周明を信じて自分の心の内を話せたのかもしれないし、心の内を見せようとはしていないけど、ただもういっぱいいっぱいで、こぼれちゃったという会話とも思いますし。もうなんか認めたくないけど、ここまでずっとその思いがあって、ふとした周明との何気ない会話の時にポロっとあふれちゃったというシーンもありましたね」
ENCOUNT編集部