「家庭画報8月号」で浴衣姿をメディアで初披露した石川佳純さん（撮影・浅井佳代子）

　卓球女子でオリンピック（五輪）3大会連続のメダルを獲得し、23年5月に現役を引退した元プロ卓球選手の石川佳純さん（31）が、1日発売の「家庭画報8月号」（世界文化社）で浴衣姿を披露した。 【写真】かすみん、浴衣姿別カット 　23年9月5日に、自身のインスタグラムに着物姿を投稿した際は、「いいね」が2万2000件もつくなど大きな反響を呼んだが、浴衣姿がメディアに掲載されるのは初めてだという。「（7歳で）卓球を始める前はよく、浴衣を着て家族と夏祭りへ出かけていました。これからまた、浴衣姿でお祭りや花火大会を楽しみたいです」などと心境も語った。 　「家庭画報8月号」では、フジテレビ系「パリ2024オリンピック」中継のスペシャルキャスターに就任した、石川さんのファッション撮影＆単独インタビューを、全8ページにわたり掲載。撮影では7着もの浴衣をまとい、スタッフに表情やポーズを褒められると「やった！」と歓声を上げるチャーミングな一面も、のぞかせたという。 　単独インタビューでは、応援への感謝とともに、子どもたちにスポーツをする楽しさ、目標に向かって頑張ることの面白さを伝えようと22年にスタートした「石川佳純47都道府県サンクスツアー」への思いも語った。「自分が卓球に出会って人生が豊かになったと感じているので。残り20カ所、必ず完走します」と意気込みを示した。 　7月26日に開幕する、パリ五輪に向けては「選手の皆さんの魅力やオリンピックの楽しさを全力で伝えていきます」と力強く宣言した。