【ClariS】が歌う『ふぉりら』は、まさに“可愛い”を体現した曲!
クララとカレンによる女性2人組ユニットのClariSが、TVアニメ『カノジョも彼女』Season 2 エンディングテーマを収録したシングル『ふぉりら』をリリース。恋をテーマにしたシングルで、表題曲「ふぉりら」ではウィスパーボイスのラップにも挑戦。前編では、“遊び心”を詰め込んだという同曲について、TVアニメ『カノジョも彼女』で描かれる恋愛に対するふたりの考えなど、クララとカレンに話を聞いた。(前編/全2回) 【関連画像】『ふぉりら』のJK写やイラストを見る(4枚) ■ラップバトルの番組を観て気持ちを高めた ――「ふぉりら」は、可愛い曲ですね。 クララ:まさに“可愛い”を体現した曲で、その中にも今までやっていなかったラップ調の歌パートがあったり、新しい一面をお見せできるような1曲に仕上がりました。ラップと聞くと、早口だったりグルーヴ感があって格好いいものを想像すると思いますけど、私たちは楽曲に合わせたウィスパーボイスで、歌詞の主人公が少し背伸びした雰囲気を表現した、可愛らしい感じのラップになっています。 カレン:ClariSの楽曲は、直接的な好きという言葉を使わず好きな気持ちを伝える歌詞が多いのですが、「ふぉりら」は相手に対して全力で好きな気持ちをぶつけた、アニメ『カノジョも彼女』のストーリーにもマッチした歌詞になっています。Aメロ、Bメロ、サビ、ラップ調のパートと、全部サウンドのノリ方が違っていて、それも私たちの中ではすごく新しくてワクワクが止まらす、今までで一番遊んだ楽曲になりました。 ――ラップに挑戦していかがでしたか? カレン:初めてのラップで最初は恥ずかしさもあったのですが、振り切らないと逆に格好悪いと思って、ラップバトルの番組を観て気持ちを高めてからレコーディングに臨みました。クララは「ダイアリー」という曲で、ラップしたことがあったよね。 クララ:「ダイアリー」ではラップ調で、セリフを口ずさむような感覚だったから。 カレン:今後はもっと本格的なラップの曲もやってみたいなって思いました。 クララ:「イケイケでラップをするClariSも聴いてみたい」という声もちらほらいただいているので、いずれ機会を見て挑戦したいです。 ■ダメなんだけど、何だか分かる! ――「ふぉりら」は、アニメ『カノジョも彼女』Season 2エンディングテーマです。作中で繰り広げられている恋愛模様は、おふたりはどのような印象ですか? クララ:最初は「え!?」みたいな。「そんなことしていいの?」「どんなアニメなの?」と思って見始めたのですが、それぞれのキャラクターの思いを知っていくうちに、一人ひとりが“好き”という感情に対してすごくピュアで真っ直ぐで。それを観ていたら、「こういうかたちもアリかもしれない」と、思わされてしまうところもあって。「もしも自分が登場人物だったら」と想像したら、私も好きになっちゃうかもしれないなって。ダメなんですけど、真っ直ぐさに惹かれる気持ちは、分かってしまうなと思いながら観ています。 カレン:女の子たち同士もお互いを認め合っていて、ドロドロした感じとかバチバチした雰囲気が全くなく、ただ“好き”という純粋な感情だけで一緒にて、そこにコメディ要素があるので、笑顔で観られるのでしょうね。ただ、モヤッとした気持ちになる部分もあって、「直也、違うよ。今はそこじゃない」とか、「そこまでは言わなくていい」とか(笑)。でも直也のそういう正直すぎるところに、人間味を感じてみんな惹かれるのかなと思いました。