羅臼沖で流氷初日 平年より3日早く
北海道の羅臼海上保安署は5日、羅臼沖で流氷を初観測したと発表した。平年より3日早く、昨年より2日早い。 午前9時ごろ職員が庁舎内から、羅臼漁港から約5㌔沖合に帯状の流氷を確認した。大きさ、厚さともに0・5~1㍍の砕け氷で流氷の密度は2割程度。第1管区海上保安本部海氷情報センターの速報によると、午後2時現在では高密度の流氷が知床岬から東の国後島南西部に接岸しており、一部が羅臼漁港にも迫っている。 同署は最新の情報を確認するなどして、船舶の運航や漁船の閉じ込めなどに注意するよう呼び掛けている。
釧路新聞