新宿エイサーに初出場したうるま市の天願区青年会の演舞＝27日、新宿駅東口

　【東京】夏の恒例行事となった新宿エイサーまつり（同大会実行委員会主催）が27日、新宿駅一帯で開催された。21回目の今年も首都圏などで活動するエイサー団体と、うるま市から派遣された天願区青年会が加わった総勢22組が出演。創作の舞と本場の演舞を交え、多くの人出でにぎわう暑い新宿の街を飾った。 　開会式で髙野吉太郎実行委員会会長は「思いは一つ。熱い踊りとともに今年も盛り上がりたい。エネルギッシュな街・新宿を楽しんで」と呼びかけた。来賓の玉城デニー知事も「沖縄のエイサーを存分に楽しんで」とアピールした。 　総勢40人で新宿エイサーまつりに初出場した天願区青年会はこの日、地域伝統の舞を6回披露した。宮平拓弥会長は「本場のエイサーを披露して新宿の街を盛り上げ、天願、うるま市、そして沖縄県を広くアピールしたい」と意気込んだ。 （斎藤学）