荒木飛羽主演の実写ドラマ「スメルズ ライク グリーン スピリット」阿部顕嵐などキャストコメントと予告映像
永井三郎原作の金字塔・人気漫画「スメルズライクグリーンスピリット」が9月19日よりMBSドラマフィル枠(MBS:毎週木曜深夜1時29分~、tvk毎週木曜深夜1時~ほか)にて放送を開始した。第1話放送直後より、「キツいシーンもあるけど爽やかな夏の雰囲気を味わえる」「やーばい面白かった。原作の空気感そのままで最高」といったコメントで話題をさらっている同作。キャスト陣と予告映像、さらに監督・脚本からのメッセージをもう一度振り返る。 【動画】“普通じゃない”への異常な圧力…令和のいま観るべき「スメルズ ライク グリーン スピリット」予告映像 ■予告映像から見える「SLGS」の世界観 本作は閉鎖的な平成のド田舎を舞台に、自分のアイデンティティに目覚め、彼を取り巻く少年たちが織り成すひと夏の淡い青春ストーリー。クラスで浮いていて“髪が長い”という理由で、同級生からいじめられるが抵抗せず、唯一の心のよりどころが、隠れて母親の口紅を塗ったり、服を着たりすることが日課となっている主人公・三島フトシ(ミシマフトシ)役に、まだ18歳ながらに俳優歴10年の荒木飛羽。 「本当の自分」を押し殺し、クラスで浮いていて“髪が長い”という理由で、主人公・三島フトシ(荒木飛羽)をイジメるグループのリーダーで、ある日、三島が落とした口紅を自らの唇に塗ろうとする桐野マコト(キリノマコト)役は曽野舜太に決定。さらに、三島に対し強く当たってしまう、バスケ部に所属するクラスのムードメーカー・夢野太郎(ユメノタロウ)役を藤本洸大が務める。 予告映像では髪の毛が長いという理由でいじめられている主人公の三島(荒木飛羽)が田舎のあぜ道走る中、いじめグループに追いかけてきて、さらにその長い髪の毛を切られてしまい…と重々しい空気から始まる。 さらに桐野(曽野舜太)からは「俺のこと、見つめてくるんで困るんですけど」と言われたり、夢野(藤本洸大)からは「お前、なにエロい目で桐野のこと見てんだよ?」とバスケットボールを投げつけられるなど、..散々な言いがかりをつけられる始末。 苦しそうな三島の前に都会から田舎に引っ越してきた優しそうな教師・柳田(阿部顕嵐)が現れる。しかし「何か困ったことがあったらいつでもいえよ」という言葉と笑顔の裏には、何か隠し持っていそうな訳アリのようすが伺えて…。 さらに、フトシの母親(酒井若菜)はどこかファンキーで、なぜか三島を抱きかかえる江戸川先生(加治将樹)。一筋縄ではいかなさそうな強烈なキャラクターの中で、母親の口紅を塗ったり、服を着ることが心のよりどころだった三島の青春は、一体どうなっていくのか。 主人公・三島フトシの母親でシングルマザー・三島香葉(ミシマカヨ)役に酒井若菜、夢野太郎(藤本洸大)が所属するバスケ部の顧問で熱血教師・江戸川敏彦(エドカワトシヒコ)役に加治将樹、三島たちの学校に勤める英語教師・沢田綾子(サワダアヤコ)役に金井美樹、クラスメートの女の子・藤井凛花(フジイリンカ)役に片田陽依など、個性的なキャストが顔をそろえる同作。 教師役として抜てきされた阿部顕嵐、および監督:澤田育子と脚本:新井友香がコメントを発している。 ■キャストコメント ●阿部顕嵐 コメント Hello hello hello 素敵なキャスト、スタッフ、自然の緑に刺激を受け、楽しくメリハリのある撮影をできました。10 代の精神を忘れずに生きている僕ですが個人的に人生初の教師役です。 今年の夏を捧げました。是非ご覧ください! ●監督:澤田育子コメント 魅力的な原作に興奮しながら、登場人物それぞれの状況と計り知れない多種多様な思いに、いくつもの解釈の可能性を巡らせました。その中で、三島フトシの「いつか堂々と『自分はこういう人間だ!』って言える日がくるといいな」という台詞に、最も寄り添いたいと感じました。 多感な10代の頃に限らず、大人になっても、いつだって、誰しもに湧き上がる思いかもしれない。自由でありたいという自分と、他者に優しくありたいという自分。両立させるのは、時として非常に困難だったり。 フェアであることは難しい。優しさと苦しさ、愉快さと困惑、強さと弱さ。豊かな大自然に囲まれながらも感じる窮屈な息苦しさは、便利過ぎる世の中にも通ずる何かであったり。 他者の感情を全て理解することは不可能だけれど、身近な誰かの気持ちに寄り添い想像することが、自由で優しい世界を構築する第一歩であり、世界平和への道となることを信じていきたいです。 スタッフ・キャスト一丸となり、大事に作り上げました。御覧頂けましたら幸いです。 ●脚本:新井友香コメント 原作の「スメルズライクグリーンスピリット」があまりにも素晴らしすぎて、崖によじ登るような思いで、脚本にトライさせて頂きました。 はじき飛ばされそうな時も多々ありましたが、ここまで惚れ込める原作に向き合うのは、とても幸福な時間でした。永井三郎先生、ありがとうございます。 リスペクトしている澤田育子監督、素敵なスタッフの方たち、フレッシュで魅力的な俳優の方々、関わったすべての方々と、同じ世界を共有できたことに、ひたすら感謝しております。
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