◇交流戦 楽天ー広島（2024年6月16日 楽天モバイル） 楽天の鈴木大地内野手（34）が16日、広島戦（楽天モバイル）で1号2ランを放ち、全球団本塁打を達成。交流戦初優勝を引き寄せる値千金の一撃となった。 【写真】＜楽・広＞3回、鈴木大は2ランを放ちガッツポーズ（撮影・村上 大輔） 「4番・一塁」で先発出場。3ー0の3回無死一塁の場面で迎えた第2打席で、広島先発アドゥワの5球目、142キロ直球をライトスタンドに叩き込むと、本拠の大歓声を浴びながらガッツポーズで喜びをあらわにした。 「打ったのはストレート。いろいろ懸かっている試合ですが、目の前の試合を勝つことだけです。このまま最後まで頑張ります」と気持ちの入った表情でコメントした。 4日の阪神戦では、初回に東洋大の後輩・村上の146キロ直球を右前へはじき返し史上137人目の通算1500安打を達成。ロッテで三遊間を組んでいた今江監督とともに「僕自身やっぱり優勝を経験したい。そこが一番の目標」と話していた頼れるベテランが、チームをけん引する。
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