「信じて、ママはモンスターじゃない」 カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作 映画『落下の解剖学』日本公開日決定
第76回カンヌ国際映画祭で最高賞パルム・ドールを受賞、先日発表された第81回ゴールデン・グローブ賞では作品賞(ドラマ部門)も含めた4部門にノミネートされるなど注目を集める、映画『落下の解剖学』の日本公開日が決定し、あわせて本予告映像、本ポスター、場面写真が公開された。 人里離れた雪山の山荘で、男が転落死した。はじめは事故と思われたが、次第にベストセラー作家である妻サンドラ(ザンドラ・ヒュラー)に殺人容疑が向けられる。現場に居合わせたのは、視覚障がいのある11歳の息子だけ。事件の真相を追っていく中で、夫婦の秘密や嘘が暴露されるが‥‥。 監督は、長編映画4作品目となる本作でパルム・ドールを獲得したジュスティーヌ・トリエ。主人公サンドラ役には、本年度映画賞レース主演女優賞の最有力候補となっているザンドラ・ヒュラー。 本予告映像では、夫の死をきっかけに、仲睦まじい夫婦像が徐々に崩れてゆき、表の顔とは全く違う真の姿が暴かれていく様が映し出される。ある日、視覚障がいを持つ息子(ミロ・マシャド・グラネール)は、血を流して倒れている父親を発見。息子の悲鳴を聞いた母サンドラ(ザンドラ・ヒュラー)は「3階から落ちたみたい」と救助を要請するも、すでに夫は死亡。 だが、その死には不審な点が多く、サンドラに夫殺しの嫌疑がかかっていく。幸せそうな家族像とは裏腹な、夫婦の激しい口論が暴かれていく中、「信じて、ママはモンスターじゃない」とサンドラは必死で自らの無罪を主張するのだが‥‥。 映画『落下の解剖学』は、2024年2⽉23日(金)より全国順次ロードショー。
otocoto編集部