死者・行方不明者63人…噴火災害から10年目の登山シーズンへ犠牲者に黙とうも、御嶽山で開山式
信越放送
2014年に起きた噴火災害から今年で10年となる御嶽山で1日、開山式が行われ、登山シーズンが幕を開けました。 【写真を見る】死者・行方不明者63人…噴火災害から10年目の登山シーズンへ犠牲者に黙とうも、御嶽山で開山式 噴火災害の犠牲者を悼む黙とうで始まった、開山式。 5合目のおんたけロープウェイの駅には、地元の木曽町と王滝村、県などの関係者20人余りが集まり、神事が行われました。 死者・行方不明者63人を出した噴火災害から、10年目となる今シーズン。 この日は、あいにくの雨となり、ふもとから御嶽山の姿を見ることはできませんでしたが、参列者は、山頂方面に向かってシーズン中の安全とにぎわいを祈りました。 木曽町 原久仁男(はら・くにお)町長: 「活火山の山だということを認識したうえで楽しんで登山をしてほしい」 王滝村 越原道廣(こしはら・みちひろ)村長: 「(御嶽山は)木曽全体にとって、大きなシンボル。たくさんの方に訪れていただいて、できれば(木曽地域に)しっかり滞在してもらい、自然あふれるところなのでぜひ楽しんでほしい」 御嶽山は、木曽町側の黒沢口(くろさわぐち)登山道が1日から、王滝村側の王滝口(おうたきぐち)登山道が10日から、いずれも10月16日まで入山できます。 現在は、噴火警戒レベル1の「活火山であることに留意」ですが、県と自治体は事前の十分な情報収集を呼びかけています。
信越放送
【関連記事】
- 「子どもの数が増えて…」人口が増え続ける村…40年で人口が何と1.6倍に!給食センター新たに建設、保育園増改築…それにしてもナゼ増えている…?取材して分かった納得の理由
- 人食いバクテリアに感染したプロ野球選手が激白 赤く腫れあがった左手「たまたま運良く生きているが…」致死率は30%とも…
- 「こんな国に産んでごめんね…」「こんな腐った世の中を見せずにすんで良かった…」ともに我が子を事故で亡くした母親が残した言葉…親が調べて検察を動かし中3死亡事故は最高裁の判断へ、変わらない交通事故初動捜査の問題点
- 小1男児がいつもと違う停留所で降車「なぜ?」自宅から4キロ離れた場所から徒歩で帰宅… 長野・小海町
- 【実際の音声あり】「お客様の電話番号は本日で利用停止されます…」さらに「詳しくは1を押してください…」1を押すと…「+」がつく国際電話番号からの詐欺電話相次ぐ、出たりかけ直したりしないで…