花々でOMF歓迎 子供たちが会場周辺飾る 長野県松本市
来月9日に開幕する国際音楽祭セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)に向けて、主会場となる長野県松本市水汲のキッセイ文化ホール周辺を花で飾る作業が、19日に行われた。本郷小学校の3年生53人とガールスカウト松本市内団の大人8人が参加した。 赤、ピンク、白のベゴニアと黄色い小花のメランポジウム約2500株をプランターなどに植えた。球体の枠に花の鉢をはめ込むフラワーボールには、ベゴニアを飾った。児童は脚立に乗って鉢をはめ込む係や花を渡す係などを順繰りに担当し、花の球体を作り上げた。 花いっぱい運動発祥の地として、世界各国から集まる出演者や来場者を花で歓迎しようと、市国際音楽祭推進団体協議会が主催し、毎年飾っている。中野はなさん(8)は「来た人たちがいっぱいの花を見たら、気分が上がると思う」と期待し、野溝紗菜さん(8)も「ワクワク感も出る」と声を弾ませていた。
株式会社市民タイムス