ホンダ、「オデッセイ」国内再投入 中国生産車を輸入販売 HV・FF・7人乗りのみ 従来比50万円高の480万円から
ホンダは7日、上級ミニバン「オデッセイ」を8日から国内に再投入すると発表した。狭山工場(埼玉県狭山市)の生産終了とともに2021年12月末で国内生産を終え、翌年9月に販売も打ち切った。しかし、ユーザーや販売会社からの復活を求める声が多く、再販を決めた。 オデッセイの詳細写真を見る 先進安全支援システム「ホンダセンシング」にオートハイビームや急アクセル抑制機能などを追加した。コネクテッドサービス「ホンダコネクト」にもオデッセイとして初めて対応した。 車室内は、全グレードで2列目シートに4ウェイ電動シートを採用するなどして快適性を高めた。パワートレインは、ガソリン車の設定をなくし、ハイブリッド車(HV)のみで3グレードをそろえた。すべて前輪駆動、7人乗りとなる。 中国で生産し、輸入販売する。月販1千台を見込む。価格は480万400円(消費税込み)から。従来モデルから約50万円高くなった。