新千歳―バンコク線就航 タイのLCC 台北経由で週3往復
タイの格安航空会社(LCC)ベトジェットタイランドは17日、新千歳―台北(経由)―バンコク線を新規就航した。 同社の日本への定期便就航は大阪、福岡、沖縄に続いて4例目。エアバス320型機(180席)を使い、毎週火、木、土曜の週3往復する。 初便は定刻より20分早い午後7時すぎ、バンコク、台北からほぼ満席の177人を乗せて新千歳に到着。国際線ターミナルビルで就航セレモニーも行われた。 同社のピンヨット・ピブソングラム営業本部長は「バンコク、台北と北海道の旅行者の利便性を向上し、旅の選択肢を提供する。現在は冬季運航だが、将来は通年運航を計画している」とあいさつ。レジャーやビジネスニーズの取り込みを視野に入れ、搭乗率目標は80~85%とした。 在札幌タイ王国名誉領事館の荒井功名誉領事(ニトリパブリック社長)も駆け付け「北海道とタイ、台湾との間の交流が深まることを期待する」と祝辞。道航空港湾局の西本佳史施設管理担当局長も「双方向の需要創出に取り組みたい」と期待を込めた。
苫小牧民報