東海大福岡が劇的な決着で初戦を突破［写真］＝SoftBank ウインターカップ2024

　12月23日、高校バスケの日本一を決める『SoftBank ウインターカップ2024 令和6年度 第77回全国高等学校バスケットボール選手権大会』が開幕。東京体育館で行われた女子1回戦で、日本航空高校北海道（北海道）と東海大学付属福岡高校（福岡県）が対戦し、東海大福岡が2回戦進出を決めた。 　第1クォーターは一進一退の展開で日本航空北海道が1点リードして終えたが、第2クォーターに入ると、前回大会ベスト4の東海大福岡が浜口ゆずとチャラウ アミを中心に主導権を奪い、徐々にリードを拡大。2桁点差をつけて折り返した。 　ハーフタイム明けの第3クォーターは、一時この試合最多となる19点差がつく時間帯もあったが、日本航空北海道が身長187センチのファトゥマタ カマラと、U17日本代表にも選出されていた庵原有紗を中心に猛追。第4クォーター残り3分には同点に追いついた。しかし、最後は残り3.7秒で東海大福岡の浜口が値千金の3ポイントシュートを成功。これが決勝点となり、最終スコア63－60で東海大福岡が激戦を制した。 　東海大福岡は、浜口がチーム最多21得点を挙げ、チャラウ アミが13得点13リバウンド、東口紅愛が17得点をマーク。創部2年目で2年連続2度目のウインターカップ出場だった日本航空北海道は、庵原が21得点宇都鈴々奈が14得点、ファトゥマタが10得点18リバウンドと存在感を示したものの、初戦で姿を消すことになった。 　勝利した東海大福岡は、前回大会と今年のインターハイ準優勝校でもある岐阜女子高校（岐阜県）と、明日24日10時40分から東京体育館で開催される2回戦で対戦する。 ■試合結果 ＜東京体育館 Oricoコート＞ 日本航空北海道 60－63 東海大福岡 航空北海道｜14｜10｜17｜19｜＝60 東海大福岡｜13｜22｜19｜ 9｜＝63