観覧通路や体験エリアを整備 福島県いわき市小名浜のアクアマリンふくしま
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福島県いわき市小名浜のアクアマリンふくしまが開館25周年の2025(令和7)年夏に合わせて行う「わくわく里山・縄文の里」コーナーの改修では、観覧通路や体験エリアが整備される。同館が27日、発表した。 同コーナーは環境の保全や持続可能性を学ぶ場として2015(平成27)年に開設された。里山エリアは来館者が中に立ち入れず自然や展示している生き物を近くで観覧できなかった。 改修後はエリア内に通路を通し、隠れた生き物を探せる展示とする。子どもが安全に遊べる川遊びエリアや水中生物を観察できるデッキを設け、自然体験ブログラムなどを展開する。 同エリアの敷地は既存のトンネル通路を含む約5千平方メートル。五感で自然に親しめる空間を目指す。古川健館長は「環境水族館としての役割を担い、来館者がさらに満足できる質の高い施設にしたい」と語った。 工事のため、10月15日から同エリアを閉鎖する。ユーラシアカワウソのいる「カワウソのふち」は観覧可能。同館は2025年7月15日に開館25周年を迎える。