氷川きよしが通算2000回目のコンサートを開催
歌手・氷川きよしが2日、東京・五反田ゆうぽうとで通算2000回目のコンサートを行った。 00年に1stシングル『箱根八里の半次郎』でデビューした氷川はこの日、通算2000回目となる単独コンサートを開催。昼夜2公演が行われて、昼公演のステージでは、9月29日発売のニューシングルに収録されている両A面シングル『愛しのテキーロ』と『男花』など全23曲を披露した。 昼公演後、報道陣の取材に応じた氷川は、「ひとりの力ではなく、多くのお客様に来て頂いた結果なので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と笑顔。さらに、「3000回、4000回と続けていけるように、命ある限り歌の道を進んでいきたい、頑張っていきたいという気持ちです。「(コンサート)1万回はいきたいですね。自分の中では70歳まで歌いたいと思っているので、あと30年くらいですかね。もちろん、お客様が求めてくださる限り、体力が続く限り、ずっと歌っていきたいと思っています」と意気込んだ。 とくに印象深いコンサートを問われると、昨年10月に東京・日本武道館で行ったデビュー15周年記念コンサートを挙げて、「10周年、15周年と節目でやらせて頂いて。あれだけの大きな会場で自分の周年を祝って頂けて、感謝の思いがあふれました」と振り返った。 また、これまでコンサートを継続できた秘けつを尋ねられると、「やはり健康が一番ですね。運動と食生活、ストレスをためずに自然体でいることですかね」。普段からランニングに励んでいるそうで、「ツアー先でも走っていますし、あちこちを走っています。シューズを忘れることがあって各地で買うので、家に(ランニングシューズが)30足くらいあります」と明かした。 初披露した新曲『愛しのテキーロ』については、「今回はちょっと大人なストーリーで。こういう曲調は好みが分かれると思うんですけど、みなさんから拍手を頂いて、気持ちよく歌わせて頂きました」。 プライベートでは最近海に行ったそうだが、「海外に行ったつもりで関東の海岸に行きました。でも、(海に)入った途端にクラゲに刺されたんですよ」と苦笑し、「ああいう刺すクラゲって、食べられるんですかね? 悔しかったから、食べてやろうと思いました」と冗談まじりに話していた。