【東京大賞典】藤田晋オーナーの〝ぜいたく〟な悩み!?「フォーエバーヤングはいつも勝ってくれるけど…」
[GⅠ東京大賞典=2024年12月29日(日曜)3歳上、大井競馬場・ダート2000メートル] 【写真】完勝に笑顔!藤田晋オーナーらフォーエバーヤング陣営 フォーエバーヤングを所有する藤田晋オーナー(サイバーエージェント代表取締役社長)は、同馬で全日本2歳優駿とジャパンダートクラシックを制しているものの、どちらも格付けはJpnⅠだった。今回は待ちに待った「GⅠ」のタイトル獲得。 「よかったです。すごい人気だったので、負けたら相当ショックでした。4コーナーで勝ったと思ったけど、意外と差がつかなくてハラハラしました」と1馬身3/4差にも決して〝左うちわ〟の心境ではなかったことを明かす。 単勝オッズ1・3倍という断然人気。「馬券が売れないかと心配して、僕も買おうかと思ったのですが(この人気では)買えなかったですね」と自らは馬券を手控えたことを認めつつも、売り上げ(94億9207万7400円)がレコードを大きく更新したと聞くと「それはよかった。迷惑をかけたら申し訳なかったので」と胸をなで下ろした。 「今後はサウジとドバイが本命になりますが、健闘してほしいです。フォーエバーヤングはいつも勝ってくれますが、それ以外(=他の所有馬)はうまくいかないですね」 同じ矢作厩舎に所属するシンエンペラーはジャパンC2着など国内外で奮闘したが、3戦3勝で期待の2歳馬エリキング(牡・中内田)は骨折が判明し、山あり谷ありだった藤田オーナーの2024年。最後はきっちりとフォーエバーヤングが締めくくって、来年への思いを新たにしていた。
東スポ競馬編集部