J1サガン鳥栖 苦手の神戸とスコアレスドロー 川井監督が「チームを引っ張ってくれた」とたたえたFWとは
◆明治安田J1第6節 鳥栖0―0神戸(3日、駅前不動産スタジアム) 3連敗中の鳥栖は前年J1王者の神戸を相手に粘り強く戦い、スコアレスドローに持ち込んで今季1勝1分け4敗とした。 ■大迫勇也夫妻が水着で寄り添う2ショット【写真】 神戸には公式戦5連敗中の鳥栖。時折強い雨が降る悪コンディションの中、前半からワントップのFW富樫を中心に積極的に攻める一方、守備陣も相手FWの大迫や武藤を徹底的にマークして動きを封じた。互いに無得点で折り返し、膠着(こうちゃく)状態が続いた後半19分、高さのあるFWマルセロヒアンを投入。富樫とのツートップで打開を図るも、神戸の堅い守りを破れない。だが、GK朴一圭ら鳥栖の守備陣が最後まで体を張ったディフェンスを続け、前年王者に決定機をつくらせなかった。 川井監督は「勝ち点3を取りたかったが、今日は選手たちのメンタリティーを評価したい。守備陣もパーフェクトだった」と納得の表情。攻守に献身的なプレーを見せた富樫については「チームを引っ張ってくれた。次戦も今日みたいなパフォーマンスを出して得点を挙げてほしい」と活躍を期待した。(山崎清文)
西日本新聞社