「ドラゴンボール」ヤジロベーは絶対に仕事ができるタイプ!瀕死の悟空をあっさり救う存在感
協調性に欠けるからこそ唯一無二の存在でもあるのだろうか。第23回天下一武道会は孫悟空(CV:野沢雅子)の初優勝で幕を下ろした。しかし、悟空は瀕死の重傷で、すぐにでも病院に連れて行かなければ危険な状態。そこにタイミングよくヤジロベー(CV:田中真弓)が現れて……。 【映像】ヤジロベーがタイミングを良く現れる瞬間(14分43秒ごろ~) 悟空とマジュニア(CV:古川登志夫)の戦いはまさに死闘だった。悟空は最終盤、右胸にぽっかりと穴を空けられ、両足を折られ、さらには両手も使えない状態にされてしまう。マジュニアは悟空を文字通り手も足も出せない状態にすると、空からとどめの一撃を放った。 しかし、悟空は間一髪で舞空術を使いこれを避けると、唯一使える頭突きを空から勢いをつけて強烈にマジュニアにお見舞い。吹っ飛ばされたマジュニアが場外で気を失ったため、アナウンサーが改めて状況を確認し、悟空の優勝を宣言した。 試合終了の声を聞くと、安全を確認したヤジロベーが地中から顔を出し、「心配無用だぎゃ!」と仙豆を持って悟空の前に姿を現した。仙豆のおかげで悟空は命を救わる。実はヤジロベーも武道会予選にマスクを被って参加していたが、シェンに敗れて早々に予選敗退していたのだ。 その後も一人で大会を観戦していたが、マジュニアの正体がピッコロだと判明して観客全員が逃げ出したタイミングでヤジロベーも姿を消していた。誰もがその存在を忘れた頃に登場しては、美味しいところを持っていく存在となったのはこのときからのようだ。 ベジータ戦では大猿化したベジータの尻尾を切って悟空たちのピンチを救うなど、ヤジロベーは必要最小限の努力で最大の成果を得ることが多い。見た目からは意外だが“仕事ができる”タイプで間違いないだろう。 アニメ「ドラゴンボール超」の未来トランクス編では、未来の世界でどこからともなく食事のときだけ現れる希少な存在として、主力戦士たち亡き世界でもしぶとく生き残っている姿が確認されている。 1986年から1989年に放送されたTVアニメ「ドラゴンボール」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1984年から1995年まで約11年間連載され、シリーズ累計発行部数が全世界で2億6000万部を超える鳥山明の同名漫画が原作。以降も「Z」「GT」「改」「超」など数々のアニメシリーズが制作され、20作を超える劇場版も公開されたほか、数多くのゲームシリーズにもなっている。 40周年を迎えた2024年、故・鳥山明氏が原作・ストーリー・キャラクターデザインを手掛けた完全新作アニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA」が10月より放送中。 (C)バードスタジオ/集英社・東映アニメーション
ABEMA TIMES編集部