雲海と朝日に照らされた大山の幻想風景 晩秋の風物詩「放射霧」14日も発生の可能性あり!
山陰中央テレビ
山陰地方は13日も穏やかな陽気「小春日和」となりました。12日は水の都を象徴する松江の晩秋の風物詩・霧が現れました。FNNビデオポストにも幻想的な映像が届きましたのでご紹介します。 濃い霧の中をカメラが上昇していきます。広がっているのは雲海です。そして画面奥には朝日と大山の姿も見えました。 こちらは12日早朝、松江市大海崎町からドローンによって撮影されました。オレンジに染まる雲海が幻想的です。 晩秋から初冬にかけて宍道湖や中海で発生する霧は「放射霧」と言い、前日夜からよく晴れて地表の熱が大気に奪われる放射冷却現象によって気温が下がり、あわせて風が無い穏やかな天気の時に発生します。 前日夜から快晴そして風が無いという条件が揃った時に、早起きをすればこうした「ご褒美」に出会えると思います。 14日朝も霧が発生する条件に近くなっています。高気圧の圏内が続き、山陰地方は晴れて朝の最低気温が平野部で一桁、山間部で0℃近くまで冷え込む見込みです。 その後、天気は下り坂になるでしょう。
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