亀梨和也が幼いころのおつかいエピソードを明かす「商店街の人の優しさに包まれていました(笑)」
亀梨和也が出演する「DMM TV」の新CM“非常識コスパ篇”“非常識コスパ篇 イン ver”が、11月29日からWEBと順次テレビ公開。亀梨が撮影を振り返り、さらにプライベートでのエピソードや2024年に頑張ったことなどについて語っている。 【写真】亀梨和也の豪快な“やり投げ”シーン ■亀梨和也が“気分屋の非常識社長”を演じる “非常識コスパ篇”(15秒)は、壮大でファンタスティックな会議室のシーンからスタート。正面には亀梨演じる“気分屋の非常識社長”が物静かに座り、社員たちは戸惑うような、重苦しいような雰囲気に包まれる。 とある社員が「国内作品見放題数第2位」と書かれたモニターを指で差し、「月額いくらにするんですか! こんなに作品集めて!」と叫ぶと、おもむろに“やり投げのやり”を側近から受け取る“気分屋の非常識社長”。次の瞬間、テーブルを走り出し「よっこらしょ~!」という掛け声とともに力強く“やり”を投げ、窓ガラスを突き破ってすごい勢いで飛んでいってしまう。 やり投げ競技場まで飛んで行った“やり”は「550」の位置に刺さり、審判員が「550!」と判定。それを双眼鏡で確認した社長は「よし、550 円!」と値段を決定し、社員を驚かせる。 そして、最後は「DMM TV」で見ることができる多くの作品映像の画面とともに、「非常識コスパ!」というナレーションで締めくくられるストーリーになっている。 一方の“ダーツ”篇(6秒)も「非常識コスパ篇」と同様、壮大でファンタスティックな会議室に社長が鎮座。そして、いきなりダーツを取り出し、適当にダーツの的に投げ放つ。 ダーツは「550」に刺さり、「550 円で」と値段を決定。「DMM TV」で見ることができる多くの作品映像とともに、「非常識コスパ!」と締めくくられている。 ■CM制作現場では真剣な表情を見せる 制作現場で、壮大でファンタスティックな世界観をイメージした会議室のセットを初めて見た亀梨は、「すごいですね。西洋のテイストでもあるし、アジア的な雰囲気もあるし。世界のいろいろな文化が混ざり合っているようなセットですね」と感心する。 また、CM中の“やり投げ”の動作は元やり投げ選手(競技トレーナー)からレクチャーを受けて、助走から投げるまでの一連の動きを入念に確認し、何度も練習を行う亀梨。特に、投げるタイミングに関しては何度も質問をして、熱心に取り組んでいく。さまざまなスポーツに関心があり、運動神経抜群な亀梨はすぐに動作のコツをつかみ、スタッフを驚かせた。 やり投げの助走のシーンでは、スタジオセット内に風を巻き起こし、亀梨の髪がなびき、テーブルの会議資料が部屋全体に巻き上がるタイミングに苦労する場面も。亀梨はカットごとに映像を確認するなど、真剣な表情を見せる。 撮影の合間には制作スタッフやエキストラとコミュニケーションを取りながら、現場の雰囲気を作る亀梨。そのおかげで、撮影現場は笑いが絶えず、終始和やかな雰囲気に包まれていた。 ■「肩の力を抜きながら生きるのも悪くないなって思いました」 ――今回のCM撮影で苦労したポイントは、どんなところでしょうか? 僕が会議室のテーブルの上を走り出すんですけど、それに合わせて風がブワっと吹いて紙が舞う演出があるんですね。そのタイミングを合わせていくのが大変だったと思います。 非常に楽しく撮影させていただきましたし、僕が今回演じさせてもらった社長の役柄は、すごく肩の力が抜けていて、面白いキャラクターでした。僕もこのぐらい肩の力を抜きながら生きるのも悪くないなって思いました。 ――CM撮影の美術セットなどの印象はいかがでしょうか? 今回のCMの舞台設定となる会議室のファンタジーな装飾や、世界観というのがすごく印象的でした。そのセットの中で、自分が動き出す前と後のテンションのギャップだったり、周りに座っている社員の皆さんと社長のコントラストみたいなものが面白かったなと思いました。 ただ、普段テーブルの上は土足で走るってことは僕はまずないですけど! 素敵な会社なんじゃないかなと思います(笑)。 ――本CMの注目ポイントを教えてください。 今回、僕が演じる“気分屋の非常識社長”というキャラクターですが、肩の力が入っていない感じなのに、周りがあっと驚くような提言をするというのが、すごく面白みがあるのかなと思います。あとは、やはり今回のCMの一番のメッセージとなっている、550円という破格の値段というところが、大きな注目ポイントなのかなと思います。 ■沖縄一人旅での「気ままに行動した」エピソードを明かす ――今までに一番コスパが良かったなというエピソードはありますか? 子供のころに母親に頼まれてお買い物に行っていた、いわゆる商店街のパン屋さんがあったんですね。そこは一斤のパンをお店で切って、6枚入りとか厚切りの4枚入りとかを売っているお店だったんですけど、僕が行くといつもその端の方の耳の部分をタダ(無料)でくれるんです。 それを学校から帰ってきたときに、パンの耳を母が揚げて砂糖をまぶしてくれて、おやつにして出してくれていたんです。今思えば商店街の人の優しさに包まれていました(笑)。 ――気ままな社長役ということで、「気ままに行動した」エピソードがあれば教えていただけますか。 いつも現場では分単位のスケジュールで動いているので、プライベートはできるだけ基本的には気分に任せていたいんですよね。気ままなエピソードといわれると、あるときに本当思い付きで、沖縄にふらっと一人旅に出たんですね。現地でレンタカー借りて、何も決めずに車を運転していたら、サトウキビ畑の横に脇道があって、車で入っていったら、ワーッと海が広がっていたんです。 人も全く来なくて、そこでボーっと僕1人で座って海眺めていたら、遠くの方から、腰にタコ壺なのかカゴをつけたお爺さんが歩いてきて、「ここで何してんだっ!」って(笑)。入っちゃいけないとこだったのかなと思って「すみません」と謝ったら、「どっから来たんだ?」って言うんです。「東京です!」「1人か?」「1人です!」って会話をしていたら突然、「タコ食うか!」って(笑)。 おもむろにその場にあった石でタコの足を切って、海水で洗ってくれて「食ったことないだろ! 獲れたてのタコ!」と言いながら頂いたんです(笑)。それがすごく印象に残っていますね(笑)。 ――「投げやり」にやったら、うまくいったエピソードはありますか? やはり、仕事に対してはもちろん、それに向けての事前の準備など、石橋を叩いてしっかりやっているつもりですけど、プライベートでは出たとこ勝負みたいなところもありますね。 先日ゴルフに行ったときに、ものすごい傾斜の所にボールを打ち込んでしまって、これどうやって打ったらいいの?みたいな(笑)。そういうときは、とりあえず振るか!という感じで思い切って打ったら、めちゃくちゃカップの近くに行きました。もう感覚でやりました(笑)。 ――2024年にやり遂げた頑張ったことは? 直近で言うと「DMM TV」作品の「外道の歌」に出演させていただいたことですね。僕が演じたのは関西弁コテコテのキャラクターでした。 ほぼ関西弁のせりふだったのですが、もちろんほとんど喋ったことはなかったので、自分としてもハードルが高かったですね。寝るときに枕元で関西弁の方言指導の先生の方からいただいたデータを寝ながらずっと聞いたりして、何とかやり遂げられたかなと思います。 12月に配信予定ですけど、「DMM TV」だからこその作風にもなっていて、良い意味で過激な役柄の部分を、原作の良さを自分なりに表現させてもらえたと思っています。僕も非常に楽しみにしています。 ――最後に視聴者の皆さんへ一言お願いします。 「DMM TV」の新CM“非常識コスパ篇”に出演させていただくことになりました。“気分屋の非常識社長”という役柄で、とても面白く、かつ衝撃的なキャラクターを演じさせていただきました。 “やり投げ”のシーンや、風で紙が巻き上がるセットなど、細部にも大変こだわったCMになっていますので、ぜひ楽しみにしてご覧いただければと思います。