岩手とブラジル、末永い交流と発展誓う 県人会創立65周年式典
【ブラジル・サンパウロで報道部・及川純一】ブラジル県人会(多田マウロ孝則会長)の創立65周年記念式典は25日(日本時間25~26日)、サンパウロ市内で行われた。大正から昭和にかけて岩手県から多くの世帯が移り住んだブラジルで、先人の思いを受け継ぐ2世らが中心となり開催。母県との関係を継続し、末永い交流と発展を誓った。 達増知事、工藤大輔県議会議長、林禎二駐ブラジル大使ら約200人が出席。達増知事は「長年にわたる血のにじむような努力に深く敬意を表する。ブラジル社会の一員としてさらなる発展に寄与し、友好親善に一層の尽力を賜りたい」と祝辞を述べた。