写真：トラベル Watch

　19のホテルブランドを世界100か国以上で、6400軒以上展開するIHGホテルズ＆リゾーツ。日本では北海道から沖縄まで7ブランドを約47ホテル展開中だ（2024年6月30日時点）。今回は、ホテルインディゴ箱根強羅 総支配人の渡邊裕介氏にホテル周辺の魅力を聞いた。 【画像】外観 施設名：ホテルインディゴ箱根強羅 所在地：神奈川県足柄下郡箱根町木賀924-1 ――ホテルインディゴ箱根強羅で働くようになったきっかけを教えてください。 　博多全日空ホテル（現：ANAクラウンプラザホテル福岡）に新卒で入社したことがIHGホテルズ＆リゾーツでのスタートとなり、計18年間勤務しております。IHGグループ内で金沢、成田、広島にファイナンス部門責任者として異動し、2024年8月13日から初めての総支配人職として、着任いたしました。国内外から人気で日本有数の温泉地である箱根強羅に勤務しております。 ――どんなホテルですか？ 　当ホテルはIHGホテルズ＆リゾーツの「ホテルインディゴ」ブランドとして2020年に日本に初上陸しました。以来、ホテル体験を通してホテルのネイバーフッドの魅力を照らしだすネイバーフッドストーリーをお届けしています。全100室にプライベート天然温泉を完備し、地元の食材を薪で焼き上げる「リバーサイド キッチン＆バー」や、家族やカップルなどで一緒に入ることができる天然温泉スパ「サーマルスプリング」、中庭の足湯などの設備を兼ね備えたホテルです。 ――ホテルインディゴ箱根強羅ならではの体験というと？ 　館内そして客室において伝統工芸品である箱根寄木細工のエッセンスをいたるところで体感することができ、客室のプライベート天然温泉では箱根外輪山を見ながらゆっくりとリフレッシュいただけます。また、中庭スペースからはホテル前の早川の力強い流れを眺めながら天然温泉の足湯につかり、ホテルおすすめのスイーツやカクテルなどをお楽しみいただけます。 ――ホテル周辺で個人的にイチオシの観光スポットや飲食店などがあれば教えてください。 　ホテル周辺には地元を体感できる様々な場所があります。一例では、徒歩15分の場所に由緒ある諏訪神社があり、毎年7月には国指定重要無形民俗文化財に指定された湯立獅子舞（ゆたてししまい）が奉納されます。また、私自身がリフレッシュするために定期的に訪れているのが、ホテルから車で15分ほどのところにある精進池です。ここは、時間によっては車の往来も少なく、鳥のさえずりや風で草木が揺れる音、そして時には無音になり目の前の精進池と壮大な山々を感じることができます。 ――オススメのレストランメニューは？ 　当ホテルのレストラン「リバーサイド キッチン＆バー」では、地元小田原などの新鮮な素材を、周辺の山々で伐採された間伐材の薪で焼き上げる料理をお楽しみいただけます。おすすめのメニューは薪でグリルする地元足柄牛のお肉、その日の仕入れや旬で変わるお魚、そして地元の新鮮な野菜などです。また、視覚的にも面白い料理がピンクのクラムチャウダースープで、名前の通りピンク色のスープです。 ――オススメのお土産は？ 　ショップでは、ホテルインディゴ箱根強羅オリジナルアイテムなども販売しておりますので、旅の記念にぜひお立ち寄りいただきたいです。伝統工芸品である箱根寄木細工の作品などもおすすめで、私は寄木細工の無垢工法で作られた名刺入れを購入し、愛用しています。