『EVOL（イーヴォー）～しょぼ能力で、正義を滅ぼせ。～』©KANEKO Atsushi / KADOKAWA 刊 ©DMM TV

　青木柚、伊礼姫奈、服部樹咲がトリプル主演を務めるDMM TVオリジナルドラマ『EVOL（イーヴォー）～しょぼ能力で、正義を滅ぼせ。～』の第1話が、DMM TV公式YouTubeにて期間限定で無料配信されることが決定。あわせて本編映像が公開された。 【写真】ポーズを決めるノゾミ（青木柚） 　本作は、『月刊コミックビーム』（KADOKAWA）にて連載中のカネコアツシによる同名漫画を実写ドラマ化したもの。プチ超能力を得た3人の少年少女を描く。現実に絶望し自殺を図った3人は、目覚めるとそれぞれの体に異能の力が芽生えていることに気付く。それらの能力はヒーローと呼ばれる者たちに、代々遺伝によっての受け継がれてきた、“正義の味方“しか持ち得ないはずのもの。意気投合した3人は、この世界を壊すために“EVOL＝邪悪なワルモノ”になることを選ぶ。 　11月3日から第1話の配信がスタートしている本作。第2話の配信開始を記念して、11月10日19時より2024年1月9日18時までの期間限定で、DMM TV公式YouTubeにて第1話が無料配信されることが決定した。 　公開された本編映像は、野生爆弾のくっきー！お気に入りのシーン。くっきー！は原作者のカネコと『EVOL（イーヴォー）』の大ファンで、本作の応援隊長でもある。原作者のカネコについてくっきー！は「もう20年ぐらい、『BAMBi』の頃から大ファンになりまして、カネコ先生の作品が今回映像として観られることが嬉しいです。本編もめちゃくちゃ面白くて嬉しかったです。みんな良かったですよ。良い芝居しますね。絶対面白いです！」と絶賛している。 　映像では、崩れる橋に巻き込まれ落下していくバス。そんな絶体絶命の窮地に、黒いヒーローコスチューム姿のライトニングボルト、サンダーガールが空中に現れる。その手から放出された電撃によって落下したバスを橋まで引き上げ乗客たちを救う。「無力な市民たちよ。災いは消し去った。街の平和はこのライトニングが守る！」と言い、助かった乗客たちと写真撮影に応じるライトニングボルト。そこに、バスから駆けてきた少年が「ライトニングさん！　ぼくもいつか、ライトニングさんみたいなヒーローになれるかな？」と声をかける。しかし、ライトニングボルトは「それは無理だ！　なぜなら、ヒーローとは血筋なのである。この能力は遺伝によってのみ受け継がれるのだ。キミがどれだけ懸命に努力をしたとて、どうなるものでもない。諦めたまえ！」と、少年の夢をきっぱり断ち切る。続けて「一般の子よ、これだけは言っておく。キミはヒーローには絶対になれない。だが、希望を捨てるな！　キミは、キミらしく、ありふれた人生を生きるのだ！」と親指で合図を送るシーンとなっている。 　このお気に入りのシーンについて、くっきー！は「ライトニングボルトに憧れている子供が、ヒーローになれますか？　って聞くシーンで、“お前は無理だ”って返すところは笑いましたね、そんな面白いシーンや格好良いシーンもありました」と語っている。 　さらに、ノゾミ（青木柚）、サクラ（伊礼姫奈）、アカリ（服部樹咲）がトラックでスーパーに突撃し爆発するシーンも合わせて公開。燃えるスーパーをジッと見つめながら「笑える。自分をぶっ壊したみたいだ」と言うサクラ。続けて「……もっと……もっとぶっ壊したい」と言うアカリ。おもむろにスプレーを手に取ったノゾミは、地面にスプレー文字を書き始める。「俺たちは一度ぶっ壊されて反撃するために復活した。このヒーローがいる世界で、ワルモノになるんだ。今度ぶっ壊れるのは俺たちじゃない。この世界の方だ」と言うノゾミ。しょぼ能力を手にした3人が世界を壊すために意気投合する、原作漫画でも印象的なシーンとなっており、カネコも好きなシーンだと明かしている。 　このシーンで使用されている楽曲は、スキータ・デイヴィスの「The End Of The World」。この世の終わりと思えるほど絶望的な出来事に見舞われた女性の心情を綴った歌詞や曲調もリンクしている。「The End Of The World」はカネコにとっても思い入れのある楽曲だそうで、「漫画を描く時、作品ごとにテーマソングを決めて話を膨らませていきますが、今回の『EVOL（イーヴォー）』は、スキータ・デイヴィスの『The End Of The World』を聴きながらイメージを膨らませていきました。なので、それを聞いていただけると、読者の方にも同じ雰囲気を共有できるかなと思います」と語っている。 　応援隊長のくっきー！が「きゃない！　きゃない！　見るっきゃない!!」とおススメする本作の第2話は、11月10日より配信される。