【阪神】才木浩人「頼れるやつ」同学年佐藤輝明とチーム引っ張る 目指すはお立ち台共演
来季は輝とぜーんぶお立ち台! 阪神才木浩人投手(26)が27日、同学年の佐藤輝明内野手と投打の軸としてチームを引っ張っていくことを誓った。 サンテレビ「熱血! タイガース党」に2人で生出演。出演前の取材対応で、2人そろってのお立ち台を目標の1つに掲げた。過去のお立ち台共演は2度だけ。1度でも多くのお立ち台共演を果たし、藤川阪神の優勝に貢献する。 ◇ ◇ ◇ 才木は佐藤輝との同学年コンビでチームを引っ張っていく自覚を示した。その中で目指すのがお立ち台での共演だ。 「一緒に上がれたらいいと思いますし、結構、僕も(佐藤輝に)助けてもらっている印象があるので、そこはもっと強欲に。投げる試合は全部2人で立てるくらいの感じになりたいなと思います」。 これまで2人のお立ち台共演は2度。今季の4月21日中日戦(甲子園)では才木が7回3安打無失点と好投。負けじと佐藤輝も6回に右翼へ3号3ランを放ち、ともに勝利に貢献。初めて2人でお立ち台に立った。2度目は8月31日巨人戦(甲子園)。才木が初回に2失点を喫するも、佐藤輝が逆転の11号3ランを放ち才木の11勝目をアシスト。木浪と3人で共演した。藤川タイガース1年目の来季は同学年タッグでさらにホームを盛り上げたい。 「2人でチームの中心になっていきたいという気持ちもありますし、真ん中くらいの年齢になってきているので、お互い投打でしっかり引っ張っていくような存在になれればいいかなと思います」 今季は自身初の2桁勝利となる13勝を挙げてチームの勝ち頭となった。防御率も1・83、勝率8割1分3厘と、エースの風格でチームをけん引した。 来季も投の軸で居続けるための進化を止めない。今オフは肩肘を休めつつ、肉体強化に励む。年末年始の予定について問われると「トレーニングです。(来季まで)時間がないので」と自覚十分だ。才木は佐藤輝の印象を「頼れるやつ」と表現する。信頼する主砲とともに、お立ち台での共演が増えるほど、チームはリーグ優勝に大きく近づく。【山崎健太】 ○…才木と佐藤輝は藤川監督の言葉に感謝した。ともに今オフの契約更改時に将来的なメジャー挑戦意欲を示した。藤川監督は「彼らの気持ちは間違っていない」として「アスリートだから、どんどん高い目標を作らないと伸びていけない」など自身の思いを語った。才木は監督に感謝しつつ「監督にああいう発言をさせてしまったのは申し訳ないと思った」。佐藤輝は「本当にありがたいです」と語った。 ○…才木と佐藤輝がサンテレビ「熱血!タイガース党」で来季の目標を掲げた。才木は「具体的には180イニング以上。防御率や勝利数など、リーグで圧倒的トップの成績を残したい」と宣言。佐藤輝は「ホームラン30本」と即答した。投打の同学年コンビは息の合った掛け合いを展開し、2人そろってサンタクロース姿も披露。子どもたちから生電話でエールを受け、笑顔で来季の活躍を約束した。