ウィリアム皇太子、ヘンリー王子とチャールズ国王の和解を阻む? カミラ王妃の友人の主張に元王室スタッフが反論
今月初めにイギリスを訪れたヘンリー王子。チャールズ国王と会うことはなく、父子関係は改善しなかった。関係者はヘンリー王子に原因があると証言。国王が対面の場にカミラ王妃が同席することを望み、王子がそれを拒否したからだと話している。そんな中、カミラ王妃の関係者が新たな説を主張し始めた。 【写真】舌出しに爪噛みも! カミラ王妃の仰天顔アルバム
関係者とはジャーナリストのペトロネラ・ワイヤット。エリザベス女王の友人であるウッドロウ・ワイヤット男爵の娘で18歳のときに王妃と知り合いになって以来の友達だという。彼女は新聞「テレグラフ」に「元王室スタッフ」から聞いた話を披露。「皇太子と王子について世間は誤解している。気難しいのは皇太子で、王子と国王が仲直りするのを妨げている」。
当然これには異論が噴出。皇太子夫妻の友人は新聞「デイリービースト」に「皇太子が父に向かって、弟との関係において何をしていいとか何をしてはいけないとか指示しようと思うわけがない」と語っている。とはいえ、国王が皇太子の気持ちを察している可能性はあるとも。「国王の優先事項は王室の結束だ。ウィリアムがヘンリーに対して抱いている反感の大きさを思うと、国王がバルモラル城にレッドカーペットを敷いて夏休みに王子や彼の子どもたちを招くことはないだろう」。ご存知の通り、バルモラル城はスコットランドにある、ロイヤルたちの避暑地。夏休みには君主が一家の面々をここに招き、一緒に過ごす。関係者は国王が王子とメーガン妃に招待状を出す可能性を否定している。
もう1人の元王室スタッフもワイヤットの見方を否定。王子に会わなかったのは「世間の目を考えて、国王が判断した結果だ」と証言している。「国王は自分の目の前で王室もどきのようなことをされるのを支持しない。(王子と会わないことで)王室のメッセージや活動から目を逸らさせるような、王室めいた動きは歓迎しないという明確なメッセージを送ったのだ」。王室もどき、とはインビクタスの10周年記念礼拝のこと。王室を離脱しているにもかかわらず、王子がロイヤルのように行事を開催していることに国王が不快感を示していると関係者は示唆している。ウェブサイト「デイリービースト」が報じている。
ちなみにヘンリー王子はこの礼拝に出席した後、メーガン妃とナイジェリアに飛び立った。現地では防衛省を訪れたり、学校を訪問して歓待されたり。この外遊も「まるでロイヤルツアーだ」と一部のイギリスマスコミや王室ジャーナリストから批判されている。 いずれにしてもロイヤルファミリーとヘンリー王子に関係改善の兆しすら見られないのは明らか。あとはヘンリー王子とメーガン妃にどのような態度を取るかを巡って、ロイヤルファミリー内に軋轢が生じないことを祈るばかりである。