電撃移籍もあり得る!? 広島のトレード注目選手(1)新井監督が“積極起用”も
6年ぶりとなるセントラル・リーグ優勝を目指している2024年の広島東洋カープ。今季は投手陣が充実しており、リーグ首位争いを展開している。7月31日までがトレード可能期間となるが、悲願を手にするために、補強に動く可能性も考えられるだろう。今回は、広島でトレード候補となり得る選手を紹介する。(※今季成績は7月13日時点)
松本竜也
投打:右投右打 身長/体重:178cm/103kg 生年月日:1999年9月18日 経歴:智弁学園高 - ホンダ鈴鹿 ドラフト:2021年ドラフト5位 ルーキーイヤーに好スタートを切った松本竜也も、置かれている立場は苦しい。 智弁学園高では3年春に甲子園のマウンドを経験し、その後は社会人野球のホンダ鈴鹿に入社。1度は指名漏れを経験したものの、2021年ドラフト会議で広島東洋カープから5位指名を受けてプロ入りを果たした。 力強いストレートを武器に、松本はプロ1年目から頭角を現す。同年は50試合に登板し、防御率3.56と一定の成績をマーク。新たなリリーフの一角になると思われた。 ところが、昨季はいわゆる”2年目のジンクス”に陥ったのか、同年は一軍での登板が13試合となり、防御率も4.35。10回1/3を投げて7四球と制球が安定せず、ファームでも結果を残すことができなかった。 今季は未だ一軍での登板がない。それでも、ファームでは防御率こそ4点台だが、8試合連続無失点中と好調の兆しを見せている。 とはいえ、プロ1年目の実績があるだけに、リリーフ強化を図る球団がトレードで獲得に動くことも想定される。
ベースボールチャンネル編集部