ジャニーズ番組8本終了のNHK…『Number_i』出演でファンの怒りと蒸し返される”あの問題”
平野紫耀、神宮司勇太、岸優太のユニット『Number_i(ナンバーアイ)』が3月2日放送の『Venue101』(NHK)に出演するが、『King & Prince』ファンをはじめとした旧ジャニーズファンがザワついている。 【発見!】すごい…深夜の品川駅に降り立った「キンプリメンバー5人」イケメンオーラ写真 「いや、激怒しているという表現のほうが正しいでしょう。永瀬廉と髙橋海人の2人になったキンプリは、『Kis-My-Ft2』からBSの『ザ少年倶楽部プレミアム』のMCを受け継ぐも、ジャニー喜多川氏の性加害問題により昨年11月に番組タイトルが『プレミセ!』へと変わり、内容も見直されたばかり。 しかしNHKは’24年度には番組を制作しない決定をしたのです。つまりは2人の番組は終了です。それなのに辞めジャニの3人が出られるというのは、ファンは納得できないでしょう」(制作会社ディレクター) 『ザ少年倶楽部』も『ニュージェネ!』とタイトルを変更したが、終了が同時に発表され、NHKではラジオを含め計8本の“旧ジャニーズ番組”がこの3月で姿を消す。そして、4月以降も“旧ジャニーズ番組”を復活させる予定はなく、ゲストとしても出演する可能性はないと言われていた。ただ、 「彼らを全て排除して本当に大丈夫なのか?」 という疑問の声が局内で上がっていたことも確かだ。それでも、 「旧ジャニーズ勢を排除した『紅白歌合戦』は史上最低の視聴率でしたが、上層部の見解としては、『旧ジャニーズが出演しなかったことはそれに当たらない』ということらしいのです。つまり、彼らを使わなくても影響はないと判断したと言います」(前出・ディレクター) という。ただ、旧ジャニーズを排除したのは、ジャニー喜多川氏の性加害問題が発端だった。NHKは、事務所の被害者補償や再発防止の取り組みが十分と判断されるまで、所属タレントと新規契約をしない方針を表明していた。今回の結果も、 「補償スピードや内容が十分とは言えないという判断なのでしょう」 とNHK関係者は語るが、実は別の理由もあるという。 「NHKにとって、局内で性加害が行われていた事実が重くのしかかっているのです。NHKがそのことに関して十分に独自調査を行ったとは思えません。NHK側の関係者の処分も行われていません。旧ジャニーズタレントを使うとなったら、この問題を蒸し返される可能性が出てきます。NHKはこれをいちばん恐れているので、性加害問題が完全に収束し、世間が忘れ去るまで彼らを使うことはないと言われていました」(全国紙記者) そんな中、突然『Number_i』がNHKに出演することが発表されたのだ。 「確かに彼らは、いわゆる“辞めジャニ”であり『SMILE-UP.』社とは関係ありません。しかし、彼らが所属している『TOBE』の社長は、ジャニー喜多川氏の最大の“スぺオキ”(スペシャルなお気に入り)と言われた滝沢秀明さんです。滝沢さんは旧ジャニーズ事務所についてほとんどコメントしていませんが、『タッキーが知らないはずがない』という声はファンの間でも上がっていました」(アイドル誌編集者) 旧ジャニーズタレントを応援し続けるファンにとっては納得がいかないかもしれないが、これを機に、『SMILE-UP.』所属タレントがNHKに出られる可能性が出てきたのも事実。 「辞めジャニとはいえ、さすがにレギュラー番組や冠番組を始めるわけにはいかないでしょうから、このようにゲスト出演させることで、世間の反応をうかがっているのかもしれませんね。今年度中に彼らのレギュラー番組が始まるとは思えませんが、決して袂を分かつことになったわけではないということなのでしょう」(前出記者) この判断が吉と出るか凶と出るか、ファンは注視している。 ※「FRIDAYデジタル」では、皆様からの情報提供・タレコミをお待ちしています。下記の情報提供フォームまたは公式Xまで情報をお寄せ下さい。 情報提供フォーム:https://friday.kodansha.co.jp/tips 公式X:https://twitter.com/FRIDAY_twit
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