岡山、広島勢が国スポ開会式で軽快に行進 改称後初めての大会、好成績に挑む
国民スポーツ大会「SAGA2024」は5日、佐賀市のSAGAサンライズパーク陸上競技場に天皇、皇后両陛下をお迎えして総合開会式が行われ、本大会が開幕した。岡山、広島の郷土勢は国民体育大会(国体)から改称後、初の国スポでの活躍を期し、軽快に行進した。 従来の整列ではなく自由なパレードのような形式に改められ、47都道府県の選手団が前回佐賀大会翌年の1977年以降の国体開催順に入場。29番目に登場した岡山は旗手の亀山侑生選手(バレーボール少年男子、金光学園高)を先頭に選手、監督ら52人が歩を進めた。岡山で来年1~2月に開かれる冬季国スポの横断幕を掲げ、西日本初開催となる大会をPRした。20番目の広島は25人が歩いた。 今大会の岡山県選手団は会期前競技を含めて515人。天皇杯順位(男女総合成績)「10位」を目標に、20位に沈んだ昨年の鹿児島国体からの巻き返しに挑む。 競技はこの日に始まり、15日まで熱戦を繰り広げる。