子ども“3人以上”で大学無償化へ……政府「第3子悩んでいる人に」 効果は? 街では「1人からでも」「ハードル下げて」の声
■専門家「未婚の若者に響く政策を」
有働キャスター 「子ども『3人以上』に限定する理由は?」 小栗委員長 「少子化対策の一環で、第3子以降を産もうかどうしようか悩んでいる人に『大学の授業料が無料になるなら』と考えてもらいたい、というものです」 「子ども政策の効果について分析してきた京都大学大学院の柴田悠教授は『聞いた時のインパクトはあった。ただ、子どもを1人や2人持つのでさえ大変な人が多いので、効果は限定的だろう』と指摘します」 「柴田教授は『そもそも結婚していない人も増えている。少子化対策で本当に必要なのは、未婚の20代、30代に響く政策だと思う』ということでした」 有働キャスター 「多くの人の人生計画に大きな影響を与える政策です。産んでからハシゴを外されるのはたまらないので、どういう制限をかけるのか、ずっと続けられるのかなど、政府にはしっかり伝えてほしいと思います」 (12月7日『news zero』より)