ユーロ2024最高額の国はどこだ!? 市場価値ランキング1~10位。最強のタレント軍団は?
2位:フランス 監督:ディディエ・デシャン FIFAランキング:2位 総市場価値:12億3000万ユーロ(約1968億円) 最高額選手:キリアン・エムバペ ここ数年、国際主要大会では必ず優勝候補にあがるフランスが2位にランクイン。これほどまでタレントを擁し、長期政権となっているディディエ・デシャン監督が率いるフランスは今大会も優勝候補筆頭と言っていいだろう。。ただ、前回大会ではラウンド16で伏兵スイスに敗れるという波乱の結果になっていることもあり、今大会も油断は禁物だ。 タレント軍団である証として、1億ユーロ(約160億円)を超える市場価値を持つ選手がこのチームには3人もいる。1人目はもちろんキリアン・エムバペ(1億8000万ユーロ/約288億円)。10位にランクインしているウクライナ代表全体の市場価値の約1/3を一人で占めてしまっている。 次いで、エドゥアルド・カマヴィンガ(1億ユーロ/約160億円)とオーレリアン・チュアメニ(1億ユーロ/約160億円)が同率2位と続く。エムバペの来季レアル・マドリード入りが正式決定した今、フランス代表内の市場価値上位3人が全てレアル・マドリードの選手となった。 その他にも、これまでオリヴィエ・ジルー(300万ユーロ/約4億8000万円)への負担が大きかったセンターフォワードとしては、今季インテルへ移籍したマルクス・テュラム(6500万ユーロ/約104億円)がようやく覚醒。フランス代表でもレギュラーを狙えるほどに成長している。 エムバペ、テュラム、さらにウスマン・デンベレ(6000万ユーロ/約96億円)が入ることになるであろう前線は今大会屈指の3トップで、各国が手を焼くことは間違いない。
1位:イングランド 監督:ガレス・サウスゲート FIFAランキング:4位 総市場価値:15億2000万ユーロ(約2432億0000万円) 最高額選手:ジュード・ベリンガム タレント軍団であるフランス代表にさえ約3億ユーロ(約500億円)もの差をつけて市場価値ランキングトップに輝いたのが、ガレス・サウスゲート率いるイングランド代表。前回大会では準優勝に輝くなど、自国開催(1966年開催)のワールドカップ(W杯)以来の国際タイトルが着実に近づいている。 市場価値が1億ユーロ(約160億円)を超える選手は8人にも及ぶ。その中でもチームトップに君臨するのが、キリアン・エムバペとともに今大会の出場選手で最高の市場価値を持つジュード・ベリンガム(1億8000万ユーロ/約288億円)。今季初めボルシア・ドルトムントからレアル・マドリードに移籍したことで、これまでのボックス・トゥ・ボックスのプレースタイルだけでなく、最前線で点を取る役割まで身につけた末恐ろしい20歳は今大会の注目選手だ。 また、チーム内でベリンガムに次ぐ市場価値を持つフィル・フォーデン(1億5000万ユーロ/約240億円)は今季マンチェスター・シティで19得点8アシストと大爆発。中盤インサイドも左右のウイングもこなす器用さに加えて、体幹がブレない姿勢の良いドリブル、狭いライン間でも前を向く絶妙なターンなど、プレーバリエーションは豊富だ。 グループリーグではスロベニア、デンマーク、セルビアといった難敵との戦いが続くが、今のイングランド代表の選手層を考えると、ローテーションをしても3連勝を十分目指せる相手ではないだろうか。
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