威風堂々、一糸乱れぬまとい振り 青森・六ケ所で消防出初式
六ケ所村と村消防団(松下志美雄団長)は8日、村文化交流プラザ・スワニーで「消防出初式」を開き、団員が地域防災への決意を新たにした。 消防団のほか、婦人消防協力隊、事業者の消防組織、六ケ所消防署から計約140人が参加した。 小雪が舞う天候の中、駐車場で戸田衛村長ら観閲者から服装や機械器具の点検を受けた後、団員は勇壮なまとい振りを実施し、火消しの心意気を示した。堂々の分列行進も披露した。 屋内で開かれた式典で、戸田村長は「いつ発生するか分からない災害に備え、技術向上と心身の鍛錬に努めてほしい」と訓示し、六ケ所消防署の上野敏行署長が「まとい振りは厳しい寒さの中でも、一糸乱れぬ統率の取れた威風堂々たる姿だった」と講評した。
デーリー東北新聞社